作品紹介

 1982年より連載された、原作・牛次郎、作画・神矢みのるによる漫画、及びアニメ作品。身長数十cmの格闘家型ロボット・プラレスラーが戦う競技「プラレス」を通じて、素形3四郎とその分身たるプラレスラー柔王丸、彼らと仲間達との、戦いと成長の日々を描く。

 当時すでに隆盛を誇っていたガンプラを初めとするプラモデルのブーム、そして作品と同時期に勃興したパソコンブームと言う背景のもと、プラモデル、マイコン、そしてプロレスといった魅力あふれる要素を融合させた本作は、製作者の創意とプラレスラーのガッツをぶつけ合う様で大きな人気を博した。

 主人公は中学生、そして彼が自ら製作したロボット。そうしたロボット達による競技が大々的に行われている世界。本作が描き出した世界は、遙かなフィクションの世界、遠い未来の世界ではなく、すでに指先まで届いている、明日の世界、来るべき世界の姿だった。

 今日活躍するロボット開発者達、彼らの少年少女の時代に大きな影響を与えた作品として、今日でも格別に強い敬意を持って語られる作品である。

『プラレス3四郎(プラレスさんしろう)』
原作:牛次郎
作画:神矢みのる

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1982年34号(8月6日)から1985年21号(5月3日)まで連載。
後にアニメ化され、1983年6月5日から1984年2月26日までTBS系にて放送される。全37話。