大会レポート・第10回ナガレンジャー ファイティング フェスタの裏側

  第10回 ナガレンジャーFFの裏側 #1
低気圧が停滞して日本海側では大雪が降り続いています。
石川県在住のあるば〜とさん
「いしかわさん、山形も大雪だと思うけど車で行くの大丈夫なの?」
と心配してくれたのですが、返した言葉が
「オイラの場合、行軍は悪天候がデフォルトだから台風でも大雪でも大丈夫♪もう慣れたもんよ(笑)」
オイラが絡むイベントの50%は悪天候ってゆーのが、そもそも考えもんなんですけどねー。

悪天候対策としてタイヤチェーンをすぐ取り出せるように荷物の配置を考えて準備していたのですが、ジャッキがトランクの奥ということに気づいて荷物を積み直したのはここだけの秘密(笑)
それでも今回は配信PCレスの機材編成にしたので、荷物はラゲッジスペースだけに収まっています。これまではラゲッジスペースと後部座席の片側を占拠したので随分とコンパクトになったものです。

今回の集合場所はライター梓さん宅。
外環→東北道→赤湯で朝風呂→長井(TASパークホテル)という行軍予定です。

梓さん宅出発25時ということで、ちょっとお邪魔して一息。車を4人乗り状態にした時点に勘付いた人もいましたが、今回は梓夫婦以外にも同乗者が一人。ビスコさんです。
男2人、女2人という構成になったから朝風呂も実現するんですけどね。(一人で風呂入っても楽しくないからね)

「ところで北北西ってどっち?」
「なんで?」
「いや、恵方巻を食べようと・・・。」
「それ昨日じゃん(笑)」
「いや、まだ賞味期限内だから(笑)」
「恵方巻って食べてる間は話しちゃいけないんだよ。」
「え?そうなの?」
黙々と食べなくちゃいけない間、面白そーな会話をしてる皆をオイラは忘れない。食べ物の恨みは怖いんだぞー

そんなこんなで出発。最初の運転手は梓さん。
『女三人寄れば姦(かしま)しい』とはよく言いますが、2人でも充分に姦しい!
後部座席で繰り広げられるガールズトークに梓さんと
「いつもと車内の感じが違いますねぇ。」
「そうだねぇ。」
なんて話をしていたら東北道に乗り損ねた。
「今、完全に三郷に向かうつもりでいた!(笑)」
前途多難の予感です。一旦降りてUターンしました(爆)

東北道は快調な道のり。
出発地が例年と違っていますが、いつも通りに概ね100Kmごとに交代するという手筈で向かいます。

平野部から山地に。
車はいつもより少ない感じでストレスなく走れますが、アップダウンがあると車間が短くなってきます。それをブレーキを踏むのではなくエンジンブレーキを多用して調整する梓さん。
ふと気づくと車からキンコン♪キンコン♪と音がする。どこかで聞いたことのある音だ。センターコンソールを見ると、ナビの画面が道路を写してる。
バックモニタに映像が出るときって、ギアをリバースに入れたときのみなんですけど・・・。
視線を落として見たギアポジションは「R」。R?!
「あ、梓さん・・・ギア、バックに入ってる。」
「は、走れるもんなんだねぇ。バックでも(汗)」
オートマのギアはスイッチでしかないし、最近の車は人よりもプログラムが動いてるからこんな芸当ができるんでしょうね。お陰で何事もなく済んだんですが、余計な心配かけるから、後ろの二人には黙っておこう(笑)

最初の休憩ポイント。矢板SA。
毎回同じよーな場所から撮影しています。定点観測です(笑) 一昨年はここから雪がチラチラと舞っていたんですが、今年は雪のゆの字も見えず。
天気予報が毎夜毎夜、大雪だっていっている割には雪ないねぇ。

さて、ナガレンジャーへ向かう高速のSAといったらアドマイヤーです。
梓さんはこれでコーヒーを買うのを常としています。が、ビスコさんはそんなこと知りません。
「アドマイヤーって何?」
「梓さんの通過儀礼です(笑)」
アドマイヤーはドリップ中の様子をモニタに映している自販機のことなのですが、これを見てビスコさんは
「こんなの絶対映像に決まってるよぉ、映像だよ映像ー。」
頑として信じようとはしませんでした(笑)

次の区間の運転手はオイラ。
「梓さんて運転うまいんですねー♪」
なんて梓さんの運転が高評価だったから妙に緊張したりして(笑)
部屋を掃除したときに未開封のCDがわんさか出てきたので、BGMはその中から一青窈をチョイス。
相変わらず後部座席はガールズトーク。だけど地雷満載なので下手に足を踏み入れると爆死します。足を踏み入れなくっても火の粉が飛んできます。
JIN SATOさん宅で開催した練習会からの帰り道の話をされた日にゃあ、もう。
・・・あ、ああ、もうその辺で勘弁してくれません?というかまだ続くんですか?続くんですね(泣)

出発した当初から後部座席の会話がネタ豊富で、裏側レポートに載せるまでオイラの脳ミソの記憶容量が足りるか心配だったのですが、案の定大部分忘れてしまいました。
まぁ世の中には忘れた方がいい話っても沢山あるってことで。


《つづく》

  第10回 ナガレンジャーFFの裏側 #2
生あくびが出始めたので安達太良SAで休憩。
もしかするとこれから大雪区間で立ち往生して車内に閉じ込められるかもしれないからと強制的にトイレ休憩。そしてドライバーは梓さんに交代。
ここまでの路面は融雪剤の跡があった区間もあったけど、ほとんどがドライコンディション。
さぁ雪はどのあたりから振ってくるのでしょうか?

「去年はここで雪が縦に渦を巻いていたんだよねぇ」
福島飯坂ICを降りて福島県内を移動中。
さすがに福島県だけあって雪景色ですが、ちょっと拍子抜けな感じです。
それが一変したのは峠を越えて、山形県入りした時。豪雪だぁ♪

ナガレンジャーへは毎年同じルートを通っています。そして2回目以降の我々には一つの使命がありました。
この裏側レポートでも何度も書いていますが、それは「真夜中の自販機」を見つけること。
真っ暗な雪の世界にポツンと1つだけ煌々と電気を灯して佇む自販機の姿。この光景は深層心理に焼き付いて今も心を離しません。
今回、同乗者が一人増えたので8個の目を皿のようにしてその場所を探します。
「両側の景色がこんな雰囲気の場所だったよねぇ。」
2カ所見つけました。
道からちょっと奥まったところの小屋の中に自販機が複数台あった場所がありました。
「あそこなの?」
「いやぁ、もうちょっと道寄りだった気が。」
「そもそも小屋じゃなかったし。」
「小屋つくって、少し引っ込めたのかなぁ?」
「節電、不景気で撤去しちゃったとか?」
あの光景はオイラ達の記憶にだけ存在する幻たっだのかもしれません。

雪景色は下界に降りてくる程に酷くなる珍しい状況。車も『白くて平らなところ』を走ってます。
夜が明けて空が曙光に包まれると、空も地面も壁も境界線を失います。
「微かに轍が見えるから何とか走れるね。」
「今、目の前が壁でも躊躇なく突っ込こめるね。」

こんな中を雪煙り巻き上げながら爆走していくんだから地元の人達って怖いね。

陽が昇ってくると次第に景色もハッキリしてきます。そして露わになるこれまで見たこともないくらいの豪雪長井。
そんな雪景色にテンションMAXのビスコさん。
「すごーい♪こんな雪(景色)見たことなーい♪」
「そうでしょ、そうでしょ♪思わず"かまくら"掘りたくなるでしょ♪♪♪」
「あ、いや、掘りたくはならない(キッパリ)」
キタ!今年のさとみ嬢は「かまくら掘りたい病」だ!(爆)
同性の同乗者がいて、同様にテンションが上がったのを見計らっての提案だったのに、刹那な完全否定がまるでカウンターパンチのように炸裂!
さとみ嬢のテンションは反転。ヒネ始めました(汗)
「あたしだけ盛り上がってさー。ぶつぶつぶつ
前の男共は何言っても無反応だしさー。去年ダイブしたときだって続いてくれなかったし。ぶつぶつぶつ
どうせ誰にも分かってもらえないんだー。ぶつぶつぶつ」

「前の男共」と話を振られましたがここで下手なことを口走ると火に油を注ぐことになるので男共は静観です。触らぬ神に祟りなしです。くわばらくわばら。
「あ、雪がスゴいって事と"かまくら"作る事は別物で・・・。あ、ほら今年は誰か手伝ってくれるかも知れないし。私は作りたくないけど。・・・別にさとみ嬢を拒否してるわけじゃなくて、えーとえーと・・・(汗)」
自分の上がったテンションと隣席の下がったテンションの狭間で必死に取りなすビスコさん。赤湯に着いたら話題が変わるから、それまで頑張って!
「前の男共」は不介入を決め込んだので孤立無援状態(悪)

赤湯到着。
今回ツアーメンバーが男2女2となったので朝風呂を計画しました。 場所は事前に梓さんが調べていてくれて、住所も地図も出ていたのでナビで住所検索すれば大丈夫だろうとタカをくくっていたのですが、よくよく見ると住所は 山形県南陽市赤湯以下不詳
以下不詳?!はぁ? なにそれ?!
近くのコンビニで車を停め、ナビの地図と温泉の地図を見比べて当たりをつけ、とりあえず車を走らせることに。
多分こっちの方角と、ちょっと小路に入ったらエラい積雪。車の底を擦るくらいに積もってますよ。

目的の温泉は小路のさらに奥にありました。
屋根の下の駐車場はすでに満車だったので屋外駐車場を探すも、そこにはうず高く雪が積もっていて車は入れません。試しにバックで入れようとしたら
「ダメだ!お尻が雪に支えてこれ以上進めない(笑)」
車だと積もった雪のせいで移動に時間がかかるので、車から降りて温泉宿の受付へ。 他に駐車場があるかを訊ねてみたのですが、圧雪されてないので似たり寄ったりな状況です。
のろのろと車がやってくると中から梓さんが
「いしかわさん。風呂に浸かっていると遭難する。多分、雪積もって車出せなくなるよ。」
朝からガッサガッサと雪が降り続いています。30分で5cm位は軽く積もりそうです。
湯上がりで雪かきして湯冷めして風邪引く姿が容易に想像できたので、朝風呂計画は断念しました。
嗚呼、無念!雪も降りすぎは考えもんだな!(怒)

で、予定よりも早く会場となるTASパークポテルに着いてしまいました。ナガレンジャーの皆様が来場するまで、まだ時間があります。
夜を徹しての行軍は完全に睡眠不足なので、今は仮眠して大会に向けて鋭気を養おうと思います。
後部座席ではビスコさんがさとみ嬢相手におしゃべりを続けていますが、すべては夢の中に・・・。ZZZzzz


《つづく》

  第10回 ナガレンジャーFFの裏側 #3
来る途中から今年の積雪量は半端ないと感じていましたが、こういつもと違う景色を見せられると、改めて実感します。
前はここから外に出入りできたし、入口にさとみ嬢が雪だるまを作ってたりしたんですが、今年のコレはまさしく壁です。 スコップで雪のトンネルが作れそうな勢いです。
そういえば、このテラスも雪灯りの会場だったのですが、今年はどうなるんでしょうか?

朝9時。
会場が開いて、これから設営開始です。部屋中央に積まれている机とイスを展開していきます。
選手控え席、司会席。そして放送席の位置が決まるとオイラは配信機材の設置専属となります。
スピーカーとかも持ってきたのですが、音周りは会場のものを使うとのことで、今回は使用機会なし。
さぁまずは映像周りを組み立てて行きましょう。

機材を並べただけで集中力が途切れたので、新幹線ツアーにこの雪の状況を伝えようと、snさんに電話。
「長井、スゴいことになってまーす(笑)」

そんな時に、赤湯で前泊してたくぱくま夫妻が会場入り。
「フラワー長井線、私たちが乗ってきた次の便から運行見合わせだって!」
ありゃあ、こりゃ大変だ。とりあえず新幹線ツアーに知らせとこう。
「snさん!フラワー長井線、止まりましたー(爆)」

冬の長井ではこーゆうことは折り込み済みなので、ナガレンジャーの皆様は赤湯駅に送迎に出向きます。
「あれ?そう言えば、同じ赤湯前泊の道楽、さんは?」
「(赤湯からは)一緒じゃなかったですよ?」
「じゃあ新幹線ツアーに紛れてるか聞いてみよう。」
なんでも道楽、さんは大雪の影響で前泊できなかったそうです。(宿からキャンセルの申し入れがあったんだって)
そのほかにも飛び込みで長井に向かっている方もいることが判り、人数を把握して送迎隊の車列は赤湯駅に出発していきました。

配信機材のキモはLiveShell。
登録したUSTREAMのアカウントに自動的に映像配信してくれます。
関東組ロボット練習会では、 「わんだほー」「ロボでサバゲ!」「できんのか!」といったチャンネルを持っていますが、 「ナガレンジャー」は関東組ロボット練習会のコンテンツ外だったりします。
「ナガレンジャー」はナガレッドさんのUSTREAMアカウントで配信されています。
アカウント情報を書き換える必要があるのは想定済みだったのですが、これがどーもうまくいかない。
設定を上書いても「関東組」のほうで配信してしまう。
そうこうしてるうちに配信開始時間の1時間前(大会開始の2時間前)に!もしかして間に合わない?? ひーっ!

泣きっ面に蜂 1
大会で使用するBGMを受け取ったのですが。WMP形式で、オイラの作った音響・テロップシステム(EXCEL)じゃ鳴らせない!うわーん!!
変換、誰か、誰かMP3に変換してくんなましか?
見るに見かねて梓さんが自分のPCを使ってMP3に変換してくれました。
よろしくお願いしますっ!

泣きっ面に蜂 2
音の流れ、映像の流れを手差しで確認していて、重大な問題に気付く。
マイクの音、取り込まないと!BGMを会場スピーカーに戻さないと!
うわぁケーブルどう繋ごう!!!(大汗)
「ZAKさん!ここにあるケーブル適当に使ってPAからの配線とPAへの配線組んでっ!!」
テンパリ具合最高潮の頃合だったので、目に止まったZAKさんに無茶振り。
よろしくお願いしますっ!
「いしかわさん、接続コネクタあと2個ある?」
「ゴメン、すべて出払ってる!」
という会話をしたのは覚えているのですが、何をどう工面したのか『ここにあるケーブル(と備品)』でラインを確保する事ができました。
・・・一体、どうやったんだろう?(謎)

泣きっ面に蜂 3
「いしかわさん、カメラどこに置こう?」
ごめん、オイラもうイッパイイッパイ!(泣)
「好きなところに置いてー」とも言えず、カメラの配置に頭を悩ます。
左右サイドカメラはフィールドの左右。場所的にサッカーゴール裏に置くことは即決。 問題は3つめの定点カメラ。フィールドを映すには三脚の高さが足りず、司会席を映すには観客の邪魔になる&ケーブルが届かない。
カメラマンに指示を出して画角が大きく動くとき、ぶれる画面を隠すために普遍的な画角のカメラがあると便利なんだよね。
さんざん悩んで司会席の脇に決めました。司会者の横顔しか映らないんですけどね(汗)

BGMも変換が終わり、EXCELシステムで鳴ることを確認しました。
マイクの取り込み、BGMの会場スピーカーでの出力も確認しました。
LiveShellのアカウント情報設定は一度「初期化」しないと駄目と解りました。

なんだかんだありましたが音回り、映像回り、PAまわりの最終確認OK。配信の音量調整も終わって、ほぼ宣言通りの時間からダダ漏れ配信を開始することが出来ました。やれやれ。
こんなドタバタにこうもよくまみれるもんかね?

で、毎回思うのですが、この時間帯(設営が済んで大会開始するまでの間)はナガレンジャーの方々が誰もいなくなって非常に心細いんです。
合宿部屋に引きこもっていたり、新幹線ツアー客を拾いに行ったりしてるんですが、何かあったときに訊ねる人が誰もいない。
まぁ勝手に配信してる身なので贅沢わがままは言えないのですが、だれか1人でも現場に居てほしいと思う今日この頃。よろしくお願いします。m(_ _)m


《つづく》

  第10回 ナガレンジャーFFの裏側 #4
気付けば会場がすいぶん賑やかになってきました。
参加者は控え席に荷物を広げて、最後の機体調整に余念がありません。 そうこうするうちに司会のDeeDeeさんがにこやかに手を振って会場入り。

さぁ役者は揃いました。第10回ナガレンジャーファイティングフェスタの始まりです。
大会の様子はUSTREAMの録画でお楽しみください。
・第10回ナガレンジャーFF-挨拶
・第10回ナガレンジャーFF-かるた取り
・第10回ナガレンジャーFF-バトル@
・第10回ナガレンジャーFF-バトルA
・第10回ナガレンジャーFF-高校生ロボット大戦
・第10回ナガレンジャーFF-バトルB
・第10回ナガレンジャーFF-ロボサッカー
・第10回ナガレンジャーFF-表彰式
(前半戦を録画し忘れていたので近日中に全過程をアップし直します。)

また今回は悲願の「散財さんの完全散財!」誘致に成功したので臨場感溢れる文章でも大会を楽しむことが出来ます。

第10回ナガレンジャーファイティングフェスタ観戦記
【入場編】
【ロボットかるた】
【バトル・一回戦〜二回戦第1試合】
【バトル・敗者復活ランブル〜二回戦】
【バトル・準々決勝〜高校生ロボット大戦】
【バトル・準決勝〜三位決定戦〜決勝】
【サッカー】
【表彰式】

そもそもsnさんが居ないから代わりにレポートを書き始めたようなものなので、彼が居るならオイラは別段この文章を書かなくてもいいんですが、聞くところによると方向性が違うから必要なんだとか。
そうね、オイラの場合、「本編」のこと一切書かないもんね(爆)

会場にはプロジェクタスクリーンが3枚あって、控え室エリアとの仕切り板のような役割をしています。
1つは対戦者名や残り時間を表示するもの。
1つは「ざりがにくん」カメラの映像を表示するもの。
「ざりがにくん」とは長井市の企業が開発した探査ロボットで、その搭載カメラから迫力のライブビューを撮影してくれます。
配信用に出力をもらいたかったのですが、スイッチャーに空きがありませんでした。

さて、残るスクリーン1枚には何を映しましょう?
配信画面を映すという話があったのですが、ケーブルが届きませんでした。10mとか20mとか、一般常識から考えるととんでもない長さのケーブルを複数本所有してますが、まだ本数が足りなかったようで(笑)
・・・ほんとこの手は底なし沼だよなあ。
そんな理由で何も表示しないスクリーンになってしまいました。あらあら。

カメラは3カメ構成。フィールド両脇にZAKさんと梓さん。それにフィールド全体を狙う固定カメラ。
ただ、この固定カメラが思うほど効果を上げず、人の手で動かさないと活きないのが明白だったので、初観戦のB作さんを現地徴用(笑)
見返すと、この3カメ映像を一番スイッチングして使用することが多かった気がします。B作さん、ありがとうございました。

大会の休憩中。放送席から振り返ると死体が1つ転がっていました。2カメ担当の梓さんです。

夜を徹しての移動だったのでついに気力体力の限界が訪れたようです。まぁ運転手ですからね。道中は雪道だし、その疲労度は想像以上でだったのしょう。
いつもお世話になっています。カメラマンでもお手伝いいただき、ありがとうございました。

あまり人のことは言えないオイラ。たびたび寝落ちしました。
タッチパネルを操作して配信する映像を切り替えるのですが、タッチパネル上に指をかざしている状態で寝落ち。指先が落ちて、あろうことか合成用のテロップ画面に触れる。
画面が途中で真っ暗になるのは、オイラが寝落ちした瞬間です。そして意識レベルが事切れる寸前なので、カメラのスイッチングもカメラマンへの指示も遅れがち、キャプチャーエリアにエクスプローラー重ねたり・・・。
手伝いに来て居眠りしてるなんて申し開きの余地もなし。ナガレンジャーの皆様、配信をご覧になってた皆様、申し訳ない。
んなことしてないで反省せい!

ちなみに逆に画面が薄ぼんやりする時がありましたが、あれはテロップ用PCがフリーズした瞬間です。
まだまだシステムは安定していませんね(汗)

地元のご老人に
「今まで生きてて、こんな大雪みたことねぇ。」
と言わしめるほどの大雪にも関わらず、会場には親子連れなどが訪れ、いつものような賑やかさで大会は過ぎ、 途中、司会のDeeDeeさんが雪灯り回廊の司会のために抜けて司会交代なんてことがあった以外はつつがなく終了しました。

その雪灯り回廊ですが、例年ならバケツに盛った雪をぷっちんプリンのよう開けて小さな"かまくら"を作り、その中に灯明を灯す。そんな灯篭を道沿いにたくさん作っていました。
雪が壁になるような今年の場合、どんなふうに灯篭を作るのでしょう?

外に出てみると、雪の壁をくり貫いて灯篭にしていました。いつ観てもこいつは幻想的で感動的です。
まぁ、この中で生活していない観光客だから、ただ単に「感動」していられるんでしょうけどね。

大会開始前、すぐ近くのコンビニまで雪中行軍したsnさんは遭難しかけたそうです。地元の人たちの苦労が忍ばれます。

そんな雪国の冬のフォーマルはこれ!
「スーツにも長靴を合わせるんですねー。」
感心する梓さん。

臑のあたりまで靴に守られてると、融雪の噴水が勢いよく吹き出てても大丈夫ですね。普通の靴のオマタさんは、それで足下びしょぬれになったそうな。

会場入口に送迎バスがやってきました。
これから一同は送迎バスに乗り込み、懇親会会場および宿泊場所でもある旅館「とらや」に向かいます。
「くるま向こうに持っていくと埋まるから、ここに停めといたらいいよ。」
とのことなのでオイラも送迎バスに乗り込みます。
さぁ肉だ♪肉だ♪


《つづく》


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