ナガレンジャーFFの裏側 #1 |
2月25日(金)東京では春一番が吹き荒れました。 5月頃の暖かさだった気温は陽が下がるにつれて急激に下がり、真冬の暴風となっていきました。 そんな中、日付変更線とともに長いに向けて出発です。今回もセカンドドライバーは梓さんにお願いしました。 本来、オイラから梓さん宅に向かう予定だったのですが、機材の積み込みが全然出来ていなかったので、オイラ宅に集合することに予定変更。しょっぱなからドタバタやってます(汗) 梓さん夫妻がやってくるまで週末の諸事雑事を済まし、機材の積み込みを済まし、HPの更新も少々。 昨日作った配信画面は忘れずに荷物に入れたよな・・・と何度か手差し確認したりして。あ、宿泊用の荷造り忘れてた(爆) そんなこんなしてると梓さん夫妻が到着。車を乗り換えて出発です♪ コースは去年2月の長井行きのルートと全く一緒。100Kmごとのドライバー交代というサイクルで三郷から外環に入り、東北道へと車を進めます。 最初のドライバーは梓さん。交差点でワイパーを動かしちゃうのは外車乗りだから、しょーがないです(笑) ときたま現れる道路脇の吹き流しはずっと真横に傾いています。どれだけ強風なんですか?横風にハンドルを取られながら東北道を北上します。 休憩場所も1年前と同じ。 「そーだよ、この景色見覚えがあるよー。」 去年、うわー本格的に吹雪いてきたーと写真を撮ったSAだったので、ほぼ同じ場所から写真を撮ってみました。 雪なんてどこにもありませんね。まぁもう3月ですしね、春ですよ春。 旅のお供のBGMは梓さん夫妻チョイスのaiko。 「丸顔だし、髪も長くないし、絶対いしかわさん好きだと思うの、aiko。メガネかけてないけど(笑)」 と力説するさとみ嬢。いや、容姿の好みと歌の好みは別ですから。オイラの歌の好みを強いて言うなら『マイナー女性ボーカル好き』(笑) 今回のオイラの持ち込みCDはメテオール、相馬裕子、遊佐未森、KABというラインナップです。 日本放送「オールナイト日本」のエアチェックテープをMP3に落とした奴(CM入り)を聞きながら、CMナレーションの酒井法子に対して 「まさか20年後に覚醒剤で捕まるとは思っても見なかったろーねぇ(笑)」 なんて突っ込みを入れたり。 そんなほのぼのムードも峠を越えるまで。 峠を越えたあたりから雪がちらつき始め、「お、いよいよ来たね♪」なんて言っていたら、あっという間に本格的な降雪に。強風も相まって、橋の上では雪が縦に渦を巻き、路上では蛇がうねるような風紋を描きます。 まるでトンネルを抜ける毎に時間が戻っていくかのようです。 「トンネルの入り口側と出口側で白の濃さが違うんですけどー(笑)」 そんな景色を写真に残そうとしたら、あろうことかカメラのSDメモリが一杯に。電池の予備は持ってきたけど、SDカードの予備は持ってきてないぞ。 そもそもVGAサイズで1GBが埋まるか? ということでしばらく写真はありません(爆) 今回の旅でオイラと梓さんとで「絶対に写真に撮ろう!」と決めていた景色があります。 それは明かりもない真っ暗な山中の道路脇に雪に埋もれながらも煌々と明かりを灯す自動販売機です。 前回の旅の途中でいきなり現れて闇に消えていったそれには 「こんな人目離れた山中にあって壊されることなく稼働してる自動販売機って『THE、日本』って感じだよねぇ〜」 と感動を覚えたものです。 是が非でも写真に残したい、そしてレポートのネタに使いたい(爆) 道路脇の自販機、もしくは何か煌々と光っているものに気を配っていたのですが、ついぞ目的のものは発見できず。 「あったの、もっと山ン中だったよねぇ。」 「この景色になる前だったよねぇ。」 「でも、見つけても夜も明けてきて薄明るくなってるから、前回みたいな写真は残せなかったかもねー。」 「ぬーん。」 また来年にリベンジします。 人里に降りてきてからコンビニでSDカードを購入。 オイラのカメラは、かなり以前からSDカードのロック機構が壊れて、カチンと差し込むことが出来なくなっています。 それでも蓋(電池の脇にSDカードスロットがある)を閉めると難なく使えていたのですが、うまく認識してくれません。そろそろ買い換え時かもしれませんね。 会場まではもう少し。 朝7時ともなると街は動き出します。車も走り出しました。なんか向こうからラリー車のように雪煙をあげて軽自動車が走ってきますよ。 慣れなのかは判りませんが、雪国の人たちって信じられないスピードで走りますよね。怖い。怖い。 安全運転を貫いて会場到着は7時30分頃。 これから会場が開場するまで仮眠タイムです。まぁ目を瞑っているだけで眠りには落ちないでしょうが、しないよりはマシです。 これから1日長いんですから。<長井だけに 《つづく》 |
ナガレンジャーFFの裏側 #2 |
会場に一番乗りのフラワー戦隊はナガレインボーさんでした。 「あー、テレビで見たことある人だー(笑)」 ナガレンジャーFFはいつも、TASパークプラザで開催されているのですが、今年はものまね芸人のディナーショーとブッキングしたため、長井市置たま生涯学習館に会場を移しての開催です。 あー。この場所は去年、雪合戦したところですね。 車から機材を降ろし、会場に運び入れます。 お、ホールが暖かい♪ 会場の四隅には台車に乗った業務用ストーブや石油ファンヒーターが稼働していて気持ちいい室温になっていました。職員さんありがとう♪ ナガレッドさんの指示に従って会場をレイアウト。 この会場は川崎振興会館の1Fホールのように段々の客席が引き出せる仕組みになっていましたが 今回は使わずに、ホールを客席と選手控え席に二分する配置です。 審査員席はフィールドを見渡せた方がいいだろう、ということでステージ上に設置されました。 放送席はフィールドの脇。ちょうど選手控え席とステージの間です。 すぐ後ろに業務用ストーブが燃えていて、こりゃ暖かくていいや♪と思ったものですが、本番中はなんかすきま風でひんやりしてたなぁ(笑) ナガレンジャーFFのフィールドは、わんだほーとは比べようもなく広大なので配置も大変です。 それでも早々に会場入りしてた高校生がテキパキ動いて、あっというまに設営は完了。若さっていいなぁ(爆) フィールドが決まればカメラが配置出来ます。今回は初の、そして念願の3カメ体制♪ いつものように2つはフィールドを挟んで対角に配置。 入口ステージ寄りのカメラA・・・客席や選手控え席を映す場合のメインカメラ。 会場奥、客席寄りのカメラB・・・司会者、解説者を映す場合のメインカメラ。 はて、カメラCはどこに置いたら効果的?3カメ構成を熱望してた割には考えなし(汗) 梓さんの進言でフィールド全体を映す俯瞰カメラとなりました。これが思いのほか便利で、アングルに困ったときや両カメラをパーンさせないといけない時とかに多用させてもらいました。 さて、本配信の前に音の調整を始めましょう。 今回はちゃんと設備のある会場でしたので、BGMや司会の声はコンデンサマイクで集音する予定でした。 実際にそのように組んで試しに"だだ漏れ"させると、音を拾おうとするにはかなり感度を上げなければならず、そうするとフィールドから離れた放送席の声も拾ってしまいます。 それでもマイクやBGMの音を大きめに拾ってくれたら、まだ可愛い気があるのですが、司会の声も放送席のヒソヒソ声も同じレベルで集音します。 「これじゃあ駄目だぁああぁああ!」 会場PAに繋がれていたマイクをすべてこちら側に繋ぎ直します。さらにBGMもこっち側に。 そしてワイヤレスマイクは、会場アナウンス等の会場一杯に伝えたい場合もあるので、会場用とUSTREAM用を養生テープで巻き付けて、まるで街頭演説する政治家のマイクみたいな格好に。 ・・・まぁ、このマイクまわりでこの後、えらい苦労することになるんですが・・・。 放送席のヒソヒソ話は聞き取れないように各マイクのレベルを調整して、そしてそのマイクを持ってフィールドの周りをうろうろしてもらいながら独り言を呟いてもらいます。 ハウリングの試験。 フィールドの端あたりでちょっとハウリングするので、スピーカーがだんだんと会場の端に・・・。 気が付けば、放送席のすぐ横まで移動してきました。 「中央向けないで正面に向いてた方がハウらないよ。」 なんか、しっかりとオイラの方を向いてますけど、大丈夫ですか? このときはそんなに気にも止めなかったのですが、この後、えらい苦労することになるんです・・・。 ツアコン不在のナガレンジャーFF新幹線ツアーの皆様が会場に到着。会場内は一気に盛り上がってきました。 Aカメ担当の梓さんに選手控え席やエントリー受付の様子を狙ってくださいーとお願い。 今回はトランシーバーがあるのでコミュニケーションが楽です。 (このトランシーバー、オイラ用にあてがわれた物は受信音が一切でないと言う"ネタつき"だったので予備と交換してもらいました。) まーったりとした時間が流れる。 今ぐらいしかタイミングないから、と、おにぎりと温かいお茶が差し入れられました。ああ、この気配りがありがたい。ナガレンジャーの皆様に本当に感謝です。 そんななか、選手控え席がざわついたかと思うと、真夏の入道雲のような白煙が音もなく立ち上る・・・。 リポ炎上! しばらくあっけに取られていましたが、慌てて指示を出してカメラに狙うように指示。 そしておもむろにHDDレコーディングのボタンをON!(爆)USTREAM上には録画されていませんが、配信PCにはバッチリ録画が残せました。 DVD焼いたときの特典映像にしてもいいですか?(悪) 聞くところによると、コネクタケーブルの根本がいつの間にか切れてショートしたそうです。 「こんなことってよくあるんですか?」 MCを務めるDeeDeeさんが心配そうに尋ねてきます。 「そうそう起こる事じゃないですけど、よくあることです。」 皆様、バッテリーの扱いには注意しましょう。 会場では単独行のまつしろ君の到着が危ぶまれていましたが、 彼のtwitterのつぶやきから現在位置が割れていたので長井駅到着を見越して救助隊が出動していきました。 無事、確保できて良かったです(笑) さぁ参加選手が全員集合しました。まもなく開会宣言です。 《つづく》 |
ナガレンジャーFFの裏側 #3 |
大会の模様はUSTREAM録画をお楽しみください。 ・ナガレンジャーFF9#1_ かるた取り ・ナガレンジャーFF9#2_トーナメント1 ・ナガレンジャーFF9#3_トーナメント2 ・ナガレンジャーFF9#4_敗者復活 ・ナガレンジャーFF9#5_トーナメント3 ・ナガレンジャーFF9#6_ロボサッカー ・ナガレンジャーFF9#7_表彰式 あんなけ念入りに調整したのに、開会宣言直後からファウ〜〜ンと耳障りなハウリング音が聞こえてきます。 会場のざわめきを集音しようとしているコンデンサマイクが原因なことが多々あるのですが、この音を絞ってもハウリング音は収まらない。 どうやら会場のスピーカーが鳴らしている様子。えー?なんで?どうして?じゃあどーすんの?? 会場とワイヤレスマイクとの相性が悪かったとか、ワイヤレスマイク同士で混信してハウリングを起こしているとか、そんな事が囁かれましたがすでに大会は動き出してしまっているので、取り急ぎワイヤレスマイクを有線マイクに変更するドタバタ対処。 お見苦しい様子を配信してしまいました。申し訳ない。 BGMはいつのまにかうじさんが担当。 「わんだほー」や「できんのか!」では流す曲目が事前に決定しているので、リピート、フェードアウト自由自在のアプリを用意してBGMを演奏しているのですが、「ナガレンジャーFF」では決めていなかった(正確に言うならオイラが問い合わせなかった)ので、普通にメディアプレイヤーで演奏して音量を絞って手動フェードアウトしています。 フェードアウトはミキサのボリュームを操作して行います。他のボリュームを操作してはいけないのでガムテープで印をつけていたのですが、1回だけその隣のメインボリュームをフェードアウトさせてしまい、 「あれあれ?」 「音が・・・」 と会場中から突っ込みを入れられてました。 フォルダ中の音楽ファイルを読み込んで、臨機応変に対応できるようにアプリを強化したほうがいいですね。 カメラマンは前回に引き続きZAKさんと、セカンドドライバーを勤めてくれた梓さん。 ZAKさんは美人を必要以上にフレームに入れ続ける傾向はある(笑)ものの、イベント中の被写体についての嗅覚は鋭く、こちらが狙ってほしいと思う絵にカメラを向けてくれるので助かります。 また梓さんは、本職はロボコンマガジン等に記事を掲載するライターでもあるので、イベント中の嗅覚は似たものを持っています。 今回の初カメラマンにあたり 「俺だったら、このシーンではここが見たい!」 と思う場所にカメラを向けていたそうです。 スイッチャーとしてそれぞれのカメラの映像をモニターしていましたが、狙う被写体が同じことに変に感心していました(笑) 嗅覚鋭いカメラマンなので指示を細かく出す必要はありませんでした。特別注文したのは道楽、さんを画角に納めること(暴走で・か〜るに翻弄される絵が撮りたかった)と ミステルタマオ氏のリアクションを狙うこと(何かパフォーマンスする確率が他の人に比べて高いから)。 指示を出しておきながらミステルタマオとくままさんの握手拒否のシーンを画角に収めきれなかったのが悔やまれます。 画面テロップの切替えなんて、カメラのスイッチャーしながらでも片手間で出来るーと軽く考えていたのですが、現実は厳しかった。 かるたやランブルは固定テロップなので、スイッチングに集中していれば良し(といいつつ、かるたAブロックはテロップを出し忘れていましたが・・・)。 サッカーは攻守がわかるようにカメラの切り替えを控えめにして、点が入りそうになったらゴール前の映像に固定して、画面操作のためにマウスを握って心の準備をしてれば良し。 ところがトーナメント戦は熾烈を極めます。 ダウンカウントの操作を行うと言うことは、どちらかがダウンを取ったということで、ダウンを取ったということは、それは映像的見せ場という訳です。 カメラのスイッチング操作にマウス操作にひーひー言いながら作業していました。 一度、1ダウン目なのにWINNERのボタンを押してしまい、慌てて元に戻したりしてました(汗) ちょうど向かいの会場用のプロジェクターでダウンカウントを表示していたので、これ幸いにカンニングしてダウン数を合わせていたってのはここだけの話(笑) というわけで配信画面はナガレンジャーFF用に新規に用意しました。 ちゃんと「アルティメット・ナガレブルー」(これが今大会の最長名称)が判読可能となるように枠の大きさを調整してあります(笑) 前回はお手軽にメインカメラと会場内プロジェクターに表示している画面とをPinPで合成するだけだったのですが、選手名やタイムを表示する会場内プロジェクターの画面がPinPではよく見えなかったですからね。 「できんのか!」や「わんだほー」向け画面で培った技術をベースにして、今回はトーナメント機能も強化してみました。 トーナメント枠の初期配置さえ登録してしまえば、決勝まで対戦相手を自動的に表示してくれます。 でも3位決定戦の枠を用意し忘れていたり、サッカーがまさかの総当たり戦を実施するなど、その場で対戦順の登録が必要になる場面が多々ありました。 エクセルに対戦者を入力している間はカメラのスイッチング作業は放置。この間、オイラはどんな映像が流れていたかもわからない状態でした。 画面テロップが消えて、カメラのスイッチングが止まった時、それはオイラがエクセルを入力していた時間です。 この間、ちゃんとした映像が流れているとしたら、それはカメラマンの危機管理能力の高さです(笑) 映像のほうはまぁまぁうまく配信できたと思うのですが、今回は音、特にマイクのボリュームバランスが全然制御できていませんでした。 最初のハウリングトラブルでワイヤレスを有線に変更したのですが、この騒ぎでどのマイクが誰のマイクかが判らなくなりました。 レベルメーターを見ているとサンライズ井上さんの声のパンチが大きくて、ちょっと絞りたかったのですがもうどれをいじったらいいのか(泣) 解説者の声が出てないよーとか、ZAKさんから指示が時々入ったりしていました。 音はヘッドフォンでモニターしていたのですが、すぐ横にある会場スピーカーの音量が大きくて全然聞き分けられない状況になっていました。 配信だけじゃなく、会場の機器配置にも気を配らなければいけないと駄目ですね。大反省点です。 で、1日終わってみると、まるで「わんだほー」を主催し終えたときのような疲労感に包まれた自分がいました。 人様のイベントなのに何でオイラはこんなに疲れてるんでしょう? 《つづく》 |
ナガレンジャーFFの裏側 #4 |
ちなみに3位はくままさんのガルー。また今回も大量の米がくぱくま夫妻の元に流れていきました。 ・・・殿堂入りの話ってどこいっちゃったんだろう?(笑) そんなこんなで大会参加の皆様お疲れ様でした。運営のナガレンジャーの皆様お疲れ様でした。 参加者は宿が用意してくれたマイクロバスで先に移動していきました。オイラも機材を積んで旅館「とらや」に向かいます。 到着すると部屋割りで混乱が・・・。 人数が合わないだとか、一人部屋を2人にして、こっちの3人部屋を2人にするとか。 幹事を中途半端にやると、こーゆう結果になります。(汗) 配信を行う場合は撤収の関係もあって参加者の中では一番遅く宿に入ることになるので、チェックイン時のアクシデントに対応できないんですよね。 中途半端にしか出来ないんなら、ツアー企画なんて首突っ込まない方がいいんだろうね。 そんなことがありつつも、各自部屋に荷物を置いて大広間に集合します。これから懇親会。すき焼きです♪ 大会運営のナガレンジャーの方々がなかなか参られませんが、まぁ始めましょう〜と乾杯したタイミングで到着したので乾杯を仕切直しして懇親会はスタート。 すき焼きの作り方にも何通りかあるようです。が、オイラの周辺には料理に疎い野郎共が大集合。 「まつしろ君、鍋奉行をお願いします。」 「いやいやいや、いしかわさんお願いしますよ。」 入口近くに位置するくままさん達のいるテーブルでは既に壮絶な肉の奪い合いが展開されています。 このままだとこっちの肉も奪われそうだ。とりあえず鍋に入れちまおう。 「あ、しらたきとお肉は離してね。」 黒烏龍茶のCMで覚えました(爆) やっぱりここの肉は旨い!すき焼き最高ーっ♪ 鍋から上がる湯気や煙で部屋が霞む。熱気も上がる、テンションも上がる?(笑) 早くも鍋を喰らい尽くしたグループは地酒の攻略に挑み出しています。なんか一升瓶を数本は空けたとか。・・・飲む量が半端ねぇな。 最後に長井の商工会会長さんの挨拶で締め。 ナガレンジャーFFは次回で第10回という節目を迎えるので記念大会として大々的に開催する、と熱弁を振るいます。 「参加者全員にお米をプレゼントします!」 「おー♪♪♪」 だから県外から30人は連れて来なさい!とナガレッドさんは発破をかけられていました(笑) 県外から30人。・・・バスツアーでも組みましょうか? あ。お米はUSTREAMスタッフでも貰えるのかな?(爆)>参加しろよ。 2次会はいつものカラオケスナック。 なんでも、今日MCをやっていたDeeDeeさんがバイトで出ているんだとか。 ナガレンジャーFFの打ち上げで毎度利用してるけど、過去お店で見かけたことあったっけか?と思いながらタクシーに便乗してお店へ。 おおお、本当に給仕してる(笑) 有名人の経営するお店で、有名人本人に会った時みたいな感動を覚えました(爆) なんでも今日はママがいないということで、くままさんは懇親会で飲み残った日本酒をお店に持ち込み。 テーブル上に一升瓶をドデンと置いて、懇親会の続きとばかりに道楽、さんと飲み明かしています。 「くままさんは他のイベントレポートはアップするのに、何で『わんだほー』だけは書いてくれないの?」 別の機会に尋ねたことがあるんですが、答えは 「懇親会でべろんべろんに酔っぱらっちゃうから覚えてないのよー♪」 記憶飛ぶほど飲むってのはどうかと思う。 それと道楽、さんもビールジョッキで日本酒飲むのは止めた方がいいと思うよ。 オマタさんはリベンジに燃えていました。 前回、悶死者を出しかけた「ChooChooTRAIN」の振り付け(1列にならんだ人が同期をちょっとずらしながら頭で円を描いてくアレ)を今度こそキメたいっ! その前に、まずはAKB48の曲を振り付きで歌って喉と体を暖気運転。踊る事への羞恥心を取り除いて本番に備えます。 ・・・オイラ、AKBに駆り出されたんですがほぼ歌えます。いつの間に覚えてたんだろう? そして本番。 くままさん、まつしろ君、ナガレイエローさんを徴兵してステージへ。 本当はKENTA君にも赤紙が届いていたのですが、当の本人はトイレで潰れていたので兵役免除となりました。 オイラにも赤紙は届いていたのですが、踊るよりも記録に残す使命のほうが重大なので逃げました。 フルコーラス撮影しましたが、今回も笑い死にかけました。 前回の反省からか後番に位置したオマタさん。後ろから踊りの出来を見極めます。 はからずも先頭に立つことになったまつしろ君。なんだかよく判んない状態で円を描き始めますが、体は円を描くものの頭は単に上下運動してるだけです。 続く、くままさん。何故だか反対方向に回っています! それを目の当たりにしたオマタさんは誰に同期させて踊ればいいか途方に暮れ、ナガレイエローさんは隊列にすら加わっていません。 その後、オマタさんが先頭に立って基準を作るとリズムが整って段々見られるレベルになってきましたが、なんか2気筒エンジンのシリンダヘッドの動きを見ているような気分。 やっぱり、くままさんだけは逆に回っています。なんで? 映像はコチラ。(一番ヒドイ部分をアップするオイラ>悪) いつもなら閉店ギリギリまで歌っているのですが、今回は夜中の1時を過ぎた辺りから脱落者が出始めました。 泥のような睡魔に一人、また一人と襲われていき、見渡せば1/3ほどが討ち死にしています。 さすがにこんな状況ではお店も迷惑でしょうから解散と言うことになりました。明日もありますからね。 そんな訳で終了時間よりちょっと早くカラオケは終了したのでした。 《つづく》 |
ナガレンジャーFFの裏側 #5 |
宿部屋はオマタさんと同室でした。 自分の携帯アラームで相手を起こさないようにと、鳴る時間を確かめたら同じ6時でした。 そして朝。鳴るアラーム×2。 それでも起きずに微睡んでいると再び鳴るアラーム×2。また鳴るアラーム×2。 再鳴動のタイミングまで同じでした。お互い朝に苦労してるみたいですねぇ(笑) 朝風呂浴びてスッキリしようと風呂場へ行くと、脱衣籠にキチンと畳まれた服の上に大きな眼鏡が乗っています。 あー。この眼鏡は道楽、さんのだ。 「道楽、さん、早いですねー」 と声をかけながら風呂場に入ると道楽、さんが湯船に浮かんでいました(嘘) 「俺、いつから居た?」 「はぁ?」 「風呂入った記憶ねーんだよ。ぅひゃひゃひゃ」 浴槽に浸かった状態で射し込む朝日に目が覚めたそうです。危ない。非常に危ない。本当に危ない。マジでアブナイ。 溺死と窒息死が背中合わせですよ。生きててくれて本当に良かった(爆) もうね、ビールジョッキで日本酒飲むの止めてください。お願いしますよ。 (後日、聞いてみたら2次会のカラオケの途中から記憶がなかったそうです>大号泣) 日曜朝の特撮ヒーローやアニメを見ながらゆっくりと朝食。 今度の戦隊モノのエンディング曲は歴代の戦隊モノのタイトルを列記するんだねえ。まるで「ポケモンわかるかな?」みたい(笑) チェックアウトは10時。今度のお世話になりました。 宿の前で宿泊者勢揃いして記念撮影。 今日はこれからナガレンジャーFF恒例のミステリーツアーです。 新幹線ツアーの面々はナガレンジャーの車に便乗して出発です。今日はどこに向かうのでしょう? 先頭はナガレブラックさん。続いてはオイラ達。オイラ達の後続の順番は・・・もう覚えてないや(笑) 車は北に向かいます。一心不乱に北を目指します。すごいスピードで北を目指します。 ・・・後から数台ついてきてるってこと忘れてない? 「飛ばすねぇ〜」 「スバル(富士重工)だからねぇ。極地のスバルは早いよ。」 「後続がいるってのに気づいてないんかなぁ?」 どこに向かっているのかを知らない状態では離されたらアウトなのでオイラ達は喰らい付いていくだけです。 路面に雪はなく、凍結もそれほどなかったのでアクセルは踏めたほうなんですが、それにしてもやっぱり雪国の人は飛ばしますね、冬道を。 「あ、今気がついた。遅いよ(笑)」 かなり山道に入ってきてスピードがちょっと落ちました。しかし時すでに遅し。オイラ達の後ろに車は見えません(爆) 純真無垢を体現したかのような神々しいまでに圧倒される白い世界。見とれるばかりでシャッターが切れませんでした。 (たとえ写真に撮れたとしても、あの感動を100%伝えることは出来ないんだよなぁ) 平野部で見かける白くて平らなところは田畑なのですが、山間のこれはダム湖でした。ダム湖に氷が張り、その上に雪が積もったものでした。 「こんだけ白くて平らだと、さとみ嬢の"飛び込みたい病"がまた発症しちゃうねぇ。」 なんて冗談を言っていたのですが、今年のさとみ嬢は違う病気を発症していたのでした。 それは"かまくら掘りたい病"(爆) 白くて柔らかそうに見えてもそれは表面だけで、その内側はカチカチの根雪になっているから飛び込んじゃいけませんよ。と散々諭されたさとみ嬢。 堅い雪→飛び込むと痛い × 堅い雪→掘っても天井が崩れない ○ という論理的思考に基づいた結果です。 山道を通って辿り着いた雪祭りの会場でスコップを見つけると、 「あのやり方は大変なんだよなぁ。」 地元ナガレンジャーがぼそりと呟く(笑) はたして、入り口も掘れないまま時間切れとなり、旦那に引きずられるようにして会場を後にすることとなりました。 「堅くて全然掘れな〜〜〜〜い(怒)」 根雪を甘く見ちゃ行けません。 《つづく》 |
ナガレンジャーFFの裏側 #6 |
雪祭り会場のことをもう少し。 ナガレンジャーFFが開催された日に雪祭りが行われていたこの会場。雪壁を掘って迷路とは行かないまでも回廊が造られていたり、大広場には巨大な雪像や城が作られています。 雪の回廊は壁面に窪みが作ってあって、そこに燃え残ったキャンドルが置いてありました。ろうそくの灯火に照らし出された回廊はさぞ幻想的だったでしょうねぇ。 また回廊の壁の高さはオイラの背丈よりも高かったのでうが、ここ最近の陽気で溶けてこの高さなので、最盛期はどれほどのものだったんでしょうねぇ。 想像が膨らみます。 広場には西洋風のお城が作られていました。シンデレラ城とまでは行かないまでもかなり巨大です。 城の背後に階段を見つけたオマタさん。とりあえず「てっぺん」取りに登って行きました。 天下盗りをもくろむ男の行動力は侮れんなぁ(笑) 広場内にはお城以外にも多くの雪像が造られています。北海道の木彫りの熊風な雪像もあったりします。 そんな中でこんもりと、本当にただの雪山然とした固まりがあります。その麓には大型トラックのタイヤチューブ。 足下には何かラインが引かれていた跡があり、ここではタイヤチューブでのソリ滑り大会が行われていたようです。 早速、タイヤチューブを抱えて雪山を登り始める「いい大人」達(笑) 各自工夫を凝らして滑走距離を伸ばそうとしています。が、どうもえまのんさんの目的はオイラへの衝突のようで、あからあまに狙って滑り降りてきます。 できるだけ至近距離でシャッターを切りたいので、気分は戦場カメラマン?(爆) ソリ滑走が思う以上に楽しくて、みんな1巡2巡しているのに、何故かまだ階段を登っている途中のさとみ嬢。 タイヤチューブを抱えながらの登坂は、ちょっとコツがいるのですが、どうもそれ以上に原因があるようです。 「登れなーい!」 雪を固めて段々にしただけの階段を切り崩しながらモゾモゾやってます。・・・上に上り着いたら階段がなくなってるんじゃないだろうな(笑) 旦那がフォローに入ってどうにか滑り降りてきたけど・・・なんか手荷物が頂上に置き忘れているような・・・。もう1回登る?? 雪遊びを満喫すると、おなかも減ってきたので来た道を戻り昼食を食べに行きます。向かったお店は 「本場米沢牛の店【料亭 福昌】」。 ここは昨日ナガレンジャーFFを行った会場の隣です。 参加者の中には昨日の昼食をここでとった方もいたようです。 山形に来たからにゃあ肉を食わんと! メニューにはステーキなるものもあったのですが、お財布と相談してオイラは焼き肉定食を注文。 自分が注文しなかったメニューにはみんな興味津々で、料理が出てくる度に大撮影大会が始まります(笑) 大食漢ぶりを披露していたのはサンライズ井上さん。ステーキにラーメンまで注文して、ペロリと平らげていました。 ラーメンについては逸話があるそうで、社内でラーメンを出前した時、最後の人にラーメンが行き渡るまでに食べ終わって、出前を持ってきた人に丼を持って帰ってもらったとか・・・。 唖然とするしかないです(笑) 井上さんがあまりにも美味しそうに平らげてたからじゃないけど、やっぱりステーキは旨そうだ。来年はオイラもステーキ頼もう。 ミステリーツアーの全行程もつつがなく終了です。 新幹線ツアーの面々を長井駅まで送ると、駅舎からナガレインボーさんのお出迎えです。 「それは何のコスプレですか?(笑)」 「コスプレじゃないっすよ、仕事着です(笑)」 これから評判の「方言ガイドツアー」のため、バスで到着するツアー御一行様をお出迎えなんだそうです。 ナガレインボーさんとツアー御一行を見送り、その次の電車で帰るナガレンジャーFF参加の皆様を見送った後、車で参加した面々とは現地解散となりました。 ナガレンジャーの皆様、FF参加者の皆様、お疲れさまでした。 さて、家に帰るまでが遠足です。安全運転で帰りましょう。 特に渋滞にはまることなく峠を越え、東北道に。 休憩に立ち寄ったSAで梓さんが 「いつもならここで山形牛使ったコロッケでも食べて帰るところだけど、昼食でアレ食べたらそんな気も起きないな。味を上書きするのがもったいなくてさ。」 これを受けてさとみ嬢も 「これが夢なら早く醒めて、あのお肉をもっと食べたい!」 普通ここは『夢なら醒めないで〜』なんですが、それくらいに肉の旨さが強烈だったということで(笑) そして無事に亀有到着。梓さん夫婦はここでminiに乗り換えて帰宅の途についたのでした。 今回もセカンドドライバー(というか運転量ならメインドライバー)ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。 《おしまい》 |