大会レポート・第8回ナガレンジャー ファイティング フェスタの裏側

  ナガレンジャーFFの裏側 #1
ROBO−ONE新発田大会に向けて命削ってロボットを作り上げてきたコイズミさん
結局、間に合わなくてリベンジに燃えていました。そのターゲットとなったのが今回のナガレンジャーファイティングフェスタ(以降、ナガレンジャーFF)。
ナガレンジャーFFは日本各地数あるROBO−ONE系イベントの中であまり媒体に紹介されない大会です。なので今回のオイラの役目はこの大会をUSTREAM配信すること。全世界にこの大会を知らしめることです。
(外付けオプションのようにネット配信をイベントに組み入れたらどうなるかの実験ケースでもあります。)

搬入や片づけが簡単になるように機材をアルミケースに収納したり何なりと準備を行っていたある日、コイズミさんから電話が入りました。
「仕事が火を吹いて中国に飛ばなくちゃならなくなったので長井には出られなくなりました。」
まぁここまではよくある話です。ここからがそうそうない話です。
今度の長井への旅は3人でいく予定でした。オイラ、TOBBYさん、コイズミさん。
コイズミさんのキャンセルの報を聞いて、突然TOBBYさんが声高々に主張し始めました。
「オレの最低興業人数は3人だ!3人に満たないならオレは行かない!」
はぁ?
まぁ、そんな理由から長井までの350Kmを一人旅する事が決定しました。
前日の昼間から長井入りする人なんて他にいないしな。でも雪降ってないし昼間の移動だから何とかなるか(泣)

元々は朝8時に南千住に集合して出発するスケジュールでしたが、気ままな一人旅。のんべんだらりと出発です。
配信機材をアルミケース換装して積み上げることが出来るようになったので想像以上にコンパクトに収まりました。
後方視界も十二分に確保。
これなら来冬も、梓夫妻を連れて長井に行けそうです(笑)

さぁ出発!の前に腰の治療を済ましていきましょう。
荷物の積み込みで腰が軽くピキピキ言っていたので、毎週受けている低周波と鍼灸を。
終わったのが13時近く(爆)さぁ高速かっとんで行くぜーっ!!

「長時間の運転、お疲れさまです。」とナビに労われたら休憩を入れようかなーと思っていたら、夜間運転の時にしか言わないようです。おかげでほとんど無休(笑)
東北道は破線のように工事区間が次々あって、右や左の車線が規制されて思うように飛ばせません。やっと稼いだ時間も、専務から仕事の電話をPAで受けたししてて相殺。・・・せっかく急いだのになー(泣)

そして福島飯坂IC出口でETCゲートに行く手を阻まれる。
電話対応でPAに寄ったときにETCカードを抜いたことを失念して、そのまま出口ゲートに進入。はっと気づいてカードを入れるも時すでに遅し。出口のバーは開かない。 あーどうすりゃいいんだ?
閉じてるゲートを無理矢理出たら罰せられるなんて張り紙もある。ETC出口はここにしかないので後ろには列が出来始めてる・・・。
なんか建物から職員が出てきたので、意を決してゲートを押し退け、IC出口脇の路肩へ。出てきた職員に手作業で手続きしてもらいました。

ETCゲートが開かなかった場合、アナウンスに従って職員を待つのだそうです。
そー言えば遙か天井界から何かボソボソと声が聞こえてたけど、あれはオイラに向けての言葉だったのか。
声は不明瞭で聞き取れなかったし、オイラに向けて言ってるものとは思えなかったので、もっと運転席に近いところにスピーカーを取り付けるとか工夫してください。
同乗者がいたらとんだ物笑いのタネだったなーと思ってたけど、こーして日記に書いちゃったら同じだよな。

現地到着は17時半頃。道のりはナビまかせでした。
冬の長井のときと道のりは同じなので運転してると半年前の風景が脳裏にフラッシュバックしてきます。
「あー前回は暗くて白いところを走っていたなー。」
「ここで車が路肩にはまっていたけど、うわー溝どころの騒ぎじゃないな、ここは!」
長井市内では道路脇に雪灯籠の幻が見ていたのはここだけの秘密。

TASパークホテルの駐車場に着いてビックリ。
山形ナンバーの痛車に出迎えられました。まさか山形で痛車を見ることになろうとは・・・(笑)


《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側 #2
大会会場を覗いて、またビックリ。いつもの場所じゃない!
いつも使っている会場はマイクロマウス大会の会場として使用されていました。

という訳でナガレンジャーFFは、以前ROBO−ONEが行われたこともある広い会場で行われる事になります。
西置賜産業祭の各ブースが並ぶ、まん真ん中にフィールドが構築されようとしています。

選手控え室はどこですか?ブース裏にあるステージの上ですか?じゃあ放送席もステージ奥ですかね?
当初の予定ではそーゆう話だったのですが、その後控え室はフィールドとブースの間になり、放送席はお偉いさん達が並ぶ机の並びになりました。

場所が決まれば荷物の展開。

できんのか!では音出しやテロップを一人で担当していましたが、ナガレンジャーFFでは担当の方がいらっしゃるのでオイラへの負担は多くありません。
それでも配信機材は大仰になります。2ディスプレーのPCにビデオミキサー、オーディオミキサーなんて機材を広げたりすると、まわりから呆れられます。
ナガレンジャーFFの取材をはNHKが行っていて、スタッフも準備段階から会場入りしていたのですが、オイラの機材見て目を丸くしてました。
本職に呆れられるって、どーよ(笑)

ネット配信で音声は重要な課題です。
ネットへ流す音は、会場のPAに集まったものをライン出力してもらおうと考えていたのですが、今回は会場が違ってPAは2階の金魚鉢(放送室)の中。
・・・お店はあの部屋で展開したほうがよかった??でもあそこにはLANが届いてないかもしれない・・・
とゆー経緯でマイクやらスピーカーやらも追加参戦する運びとなりました。
まぁ「わんだほー」を運営する機材一式なので他のイベントにそのまま使えるのは自明の理なんだけど、手持ち機材でイベントが執り行えちゃうってのは問題だよな(爆)

21時過ぎ。
前日入りするオマタさんが長井着したとの連絡を受けて、合流してきて一緒に腹ごしらえすることに。隣のラーメン屋へ。あー前回は白かったよなぁ〜と、またもや記憶がフラッシュバック。
本来なら、これで解散となる予定だったのですが、映像配信のテストが未実施だったので、それを行うために会場を再び開けてもらいました。
ナガレンジャーFFは2カメ構成。1カメは固定、2カメはフリーでイベントを追う手筈になっていました。
カメラはずっと目の前にあったんですが、人様のカメラなので勝手にいじるわけにもいかず、今の今までコンポジットケーブルが繋げなかったんですよね。 背に腹は変えられないので、えいっ!と勝手に動かす。
2カメの映像が配信先でどれだけ見辛くなるかも検証したかったので、手持ちのカメラ出動(爆)
パラメータを調整してカクカクしない数値を探ります。

あれ?なんかだんだんカクカクしてくる?
どうも無線LANルーターにぶら下がる台数が増えてくると、引きずられて重くなる様子だったので、配信用LANはルーターを介さず、独り占め状態で使わせてもらうことになりました。いろいろ配慮していただき、ありがとうございます。

カメラが複数ある場合、被写体が被らないように指示を出さないといけないのですが、残念ながらトランシーバーはまだ備品には入ってないんだよなー(笑)
1カメ、2カメで何を狙うか、事前に打ち合わせしたかったんですけど・・・。ところで、どなたがカメラマン担当なのでしょうか?
肝心のナガレンジャーな皆様は明日の準備のために部屋に籠もってロボットの調整を始めてしまったようで、会場には顔を出さなくなってきています。

カメラワークに不安を残しつつも、時間は日付変更線を越えようとしているので、本日の作業はこれにて終了。
システム的に問題はないから大丈夫でしょう。

嵐の前の静けさか?
『ナガレンジャーFF in 西置賜産業祭』いよいよ明日の本番当日を迎えます。


《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側 #3
今回の宿は、以前にROBO−ONEバスツアーでお世話になった「旅館とらや」。
ROBOSPOTツアーの宿泊場所もココのようなんですが、金曜から宿泊している客はオイラ一人でした。

バスツアーで利用したときには整備部屋となっていた部屋で朝食。 テレビやグランドピアノがあのときと同じ場所に置いてあるので、やっぱり色々とフラッシュバック。
あー、あの頃のアニメイダーさんは無邪気で元気だったよなーなんて
(注:アニメイダーさんは今も元気です)

朝飯をおかわり3杯して平らげ、その後たっぷり朝風呂を堪能してからTASパークホテルへ。
今日も駐車場には痛車が停まっています。ロボット関係者か、マウス関係者だな。

開場とともに機材の電源を入れ、最終チェック開始。
音まわりOK!映像まわりOK!配信まわり・・・あれ?
音が配信されてません。ひーーーーーっ!
だって、「できんのか!」の時とパラメータ変更してないのになんでー!?あの時はちゃんと出来てたのになんでー!?
泣きそうになりながらアレコレいじって、何とか音をネットに流すことが出来ました。いやぁ嫌な汗かいた(笑)

ROBOSPOTツアーな皆さんも会場入りし、現場はにぎやかになってきました。
今回、選手控え室というか調整席はブースに囲まれた限られた空間の中に作られたので、 参加者全員分を賄えるのかが気になっていたのですが、なんとか間に合ったみたいですね。

昨日から会場入りしていたNHKも精力的に取材中です。

テーブルにうず高く積まれたこれは賞品のお米です。ものすごい量です。
山形の新品種米「つや姫」
新品種の市場初出荷、というプレミアものです。

そしてそこには当然のように、くままさんの姿が(爆)

そしてそれは当然のようにカメラに収められて全世界へ配信。
録画してなかったことが惜しまれます(笑)

そしていよいよ、ナガレンジャーFFの始まりです。
今までなら試合ごとの解説を延々と書き綴ってきたのですが、今回はUSTREAMに録画がバッチシ残っているので、そちらを参照してください。

第8回ナガレンジャーFF
ロボットかるた
ロボットバトル 第1回戦
ロボットバトル 敗者復活戦
ロボットバトル 第2回戦
ロボットバトル 準々決勝
ロボットバトル 高校生大会 アピールタイム&ランブル
ロボットバトル 決勝&サッカー
表彰式

さて、表はUSTREAMに任せて、オイラは裏側をかく語りき。


《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側 #4
裏側レポートというよりは、配信担当者の心の叫びってことで。

●進行に関して
「わんだほー」には台本がなくて、アニメイダーさんがキリキリしていたんですが、台本があっても万全と言えないのが世の習い。
ナガレンジャーFFの台本は丁寧に出来ています。司会者や解説者の言う台詞まで細かく書かれています。
で、細かく書かれているが故に1ページ40秒くらいで通過していきます。
なので配信の記録開始の機材操作でドタバタしているうちに、今が何ページ目をしゃべっているのか分からなくなります。
現在位置を見失うとまるで役に立たないのは地図と同じ(笑)

それに競技中の進行は台本から予測出来るんですが、開始タイミングって奴は台本の外側にあって外乱によって変化するので不意をつかれます。 USTREAMを見返すと途中から始まってる映像の何と多いことか…。何度も不意を突かれてる如実な証拠です(大汗)

特にヒドかったのが16時頃にあった西置賜産業祭の抽選会明け。
会場隅でお客さんに囲まれながら抽選を行っている司会のDeeDeeさんを見て「あーもう暫くかかりそうだなー」と判断。
お腹が空腹を主張して譲らないので屋台でカレーを注文して食べていたんですよ。
のんびり食べられないのは常識的にわかることなので、いつもより早食い気味に食べていたんですが、半分くらい食べたところで
「それではナガレンジャーFFを再会しまーす♪」
ええええっ!
見るとDeeDeeさんはナガレッドさんと共に既に定位置にスタンバっています!!
慌てて放送席に(カレー皿を抱えて)戻るも、当然のごとく再開の瞬間は録画し損ないました。

この話には余談があって、競技開始からしばらくはカレーを喰いながら配信作業してたってこと。
そんな様子は向こう正面にいるZAKさんカメラが当然のように狙ってきます。もちろんアップで。
流せない、流せないよ、こんな映像(大汗)

●BGMに関して
「できんのか!」のときは一人5役をこなして目の廻るような忙しさだったのですが、 今回は対戦テロップ表示係とBGM係の方が専任でいらっしゃるので、映像に専念できるなーと思っていました。
ところが、最初の競技「ロボットかるた」Aブロック戦が始まろうというそのとき、隣のBGM担当が突然離席。
「いしかわさん、BGMお願いします。ダブルクリックすればいいですから」
はい? え? えええ?? 出場するの???

BGM担当が出場するとは思ってもいなかったので瞬間パニック(笑)
前もって言ってくれれば「できんのか!」で使用したBGM演奏ソフト(オートでフェードアウトしてくれる優れモノ)があったのに〜。
と愚痴っても今や遅し。はい、ダブルクリックっと。

ちなみにこのBGM用ノートPC。ちょっと目を離すとシステムダウンしてるという、素晴らしい特技の持ち主でありまして、前日のシステチェックの時に一度落ちてるんですよね。
暫く入力がないときの電源モードの設定が原因じゃないか?とスリープにもスタンバイにもならないように設定し直したんですが、大会中に一度落ちました。
競技の合間だったので、BGMを必要とするタイミングまでに再起動して事なきを得ました。ホント間一髪でした。
こんなことがあったので、万が一に備えてBGMファイルを配信用PCにコピーしておこうということになったのですが、 ファイルコピーの終了予測時間が30分とか表示されて二人して頭を抱えてたことはここだけの秘密(爆)

●カメラに関して
最初の思惑は固定カメラ1台、ハンディカメラ1台という構成でした。固定の1台では死角が出来るから、対向にもう1台必要だよね!と持ち込みの機材から3カメをセッティング。
で、カメラを用意したはいいが、いかんせんスタッフ不足。選手以外の方で誰か手隙な人はいないか?と周りを見渡して、ZAKさんにカメラマンをお願いするという強攻策。ご協力ホントに感謝です。

初の3カメ体制に気合いを入れていたら、コンポジット出力するケーブルを忘れたーということになってハンディの2カメが御役御免に(泣)
録画と配信では必要備品が違うから、しょーがないですね。

競技中はトランシーバーレスの弊害が如実に現れる。1カメはちょっと引き気味。3カメはちょっと寄り気味。
あらかじめ各カメラが担当する撮る範囲を打ち合わせておいたのですが、やっぱり被写体がかぶります。
1カメは放送席の目の前だったので、被写体の変更のお願いはし易かったのですが、3カメはフィールド挟んだ反対側に位置しています。
3カメ担当のZAKさんには、あれやこれやのゼスチャーでこちらの意志を伝えようとしましたけど、ああ、頭上にクエスチョンマークが浮かんでるのが見える(笑)

3カメは試合が終わると司会のDeeDeeさんに向けてカメラをパンします。しゃべる人を被写体にしてくれるので、とても有り難かったのですが、選手がフィールド脇で準備を始めてもDeeDeeさんを映しっぱなしってのはどうなのよ?(笑)
それに休憩時間中とか、本当に映すものがないときにオイラの頭をズームで狙うのって、どうなのよ?
「カメラの軸線上にいるんだし、撮ってくれって言ってるようなもんじゃないか。」
言ってない、言ってない。
モニターに自分がドアップで映ってるの見て、何度ギョッとしたことか。オイラの坊主頭なんて配信したら放送事故だよ(笑)


●対戦表示に関して
ナガレンジャーFFでは会場内のプロジェクターに対戦選手の情報を表示しています。
選手名やロボット名はもちろん、残り時間やダウン回数も表示します。タイム中なら残り時間も表示します。
今回、配信用にこれをそのままPinPして出力したのですが、いやぁ小さすぎましたね。
ロボット名はまだしも、選手名はほとんど判別つかなかったのではないでしょうか。

この表示システムは対戦の度に都度、選手名を手入力しています。で、その作業中はダイアログが画面に表示されます。
入力が次の試合開始に間に合わないといけないという気持ちからか、勝者の余韻の途中で入力作業が始まります。
こちらとしてはダイアログ画面なんて配信したくないのですが、WINNER表示は長く表示していたいので、その見極めに毎度手に汗を握ってました。
ああ、トランシーバーが欲しい。
最初の頃はあまりにも短かったので、もうちょっと長めに表示していてくださいとお願いしたんですが、やっぱり何度かダイアログ画面を配信しちゃいましたね。

4:3と16:9の画面比率で発生する上下左右の黒帯部分にインフォメーションを流せるようなシステムを考えないとダメかもしれませんね。
もしくはPinPにしない配信方法とか。

このあたりは実際に配信をみていた人の所感を伺ってみたいです。ご意見ご要望お寄せください。


《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側 #5
大会も無事に終了。選手の皆様、大会運営のナガレンジャーな皆様、お疲れさまでした。

優勝はお米パワー炸裂のガルー
なんか毎回毎回お米を持って帰るので「殿堂入り」させる、という意見が囁かれ始めました(笑)
ROBO−ONE認定権はガルーが取得済みということでフロスティに授与されました。おめでとうございます。

BGMとして流していたROBO−ONEのテーマソングが終了したタイミングで配信を終了。そこから一気に片付けモード。
大会の参加選手が片付けを手伝ってくれるので機材をバラすまでは早いのですが、それを収納する段になると
「いしかわさん、これドコに入れるの?」
という質問があちらこちらから上がり、人手の割に作業効率が悪いのがこれまでの常でした。
その対策として機材をアルミケースに分別したのですが、効果テキメン♪
「いしかわさん、これドコに入れるの?」
は今まで通りなのですが
「それは"画"に入れて。そっちは"音"に!」
と指示の投げっぱなしが出来るようになりました。ああ楽チン楽チン♪
各アルミケースに機材の一覧表があると作業全部を投げっぱなしに出来そうだな。うふふふふ♪


大会終了後は懇親会が行われます。
いつもならTASパークホテル内のお店での懇親会となるのですが、ROBOSPOTツアー組は、旅館での懇親会となりました。オイラも旅館組です。

「ロボット動かすなら隣の部屋も使えますよ。」
「あー。今日は大丈夫です。」
旅館「とらや」さんは以前バスツアーで利用したことのある宿です。前回は「宴会バトル」を開催して大盛り上がりしていたので宿の人が気を利かせてくれました。
蛇足ながら付け加えると、アニメイダーさん駆る「圧倒的魔王号」が人形つかいさんのゴーレム君に勝利したのば、この「とらや」です。

旅館「とらや」の牛すき焼きはうまいんです。
えまのんさん大絶賛の牛すき焼き。
お肉は5Aランクの米沢牛。ちゃんと認定証もついてます。

肉や野菜が鍋に次々と投入され、皆が次々にごはんのおかわりを繰り返し、気が付けば出された料理は全て腹の中に消えていました。お櫃のごはんも食べ尽くし。
「くはー、食った食った。おいしかったー♪」
と部屋は幸福な満腹感に包まれる。
なんか居酒屋で3時間くらい飲み食いしたときのような感覚だったんですが、時計を見たら1時間しか経っていなかった。
箸の進み過ぎにも程があるぞ!オイ(爆)

舌鼓を打ちまくって太鼓腹をなでまわす、まーったりした頃合いに、まるで見計らったかのように引間さんの携帯が鳴り出した。
懇親会の後はカラオケの時間です。

タクシー便乗でいつものカラオケスナックに向かいます。
到着すると、すでにTAS組は到着していました。
今回、懇親会はTASと「とらや」の2カ所で行われたのですが、TAS組はお偉いさんと同席となってしまうので、 ナガレンジャーの計らいで参加者は「とらや」に逃がされたようです。 TAS組に巻き込まれたサンライズ井上さんが、後でしきりに肉食べたかったなーとつぶやいてました(笑)

カラオケはいつものよーにアニソン過多。
アニソンレパートリーの少ないオマタさん
「こっから先に溝がありますよね。」
と引間さんらとアンチアニソン同盟を組んで、しきりに線引きをしていました。
そんな訳でAKB48の曲を歌ったオマタさん。これがお店の女性に大好評で勝手に曲を入れられる始末。
「俺はAKB専門じゃないんだけどなー。」
と、ぼやいてました。

オマタさんと言えば、オイラは「Chu−Chu−TRAIN]が忘れられません。
悶死するところでした(笑)


《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側 #6
朝飯。お櫃の中には口切り一杯のご飯。
「昨日食べ切っちゃったからって、これはあからさま過ぎだよねー。」
なんて言っていたのですが、やっぱり食べ尽くしちゃう不思議。みんなの胃袋は底なしだー!
まぁオイラも3杯おかわりしましたが、何か?(だって美味しいーんだもーん)

ナガレンジャーFFの大会翌日は市内観光というのがこれまでのパターンでしたが、今年はマイクロマウス大会が開催されるというのでマイクロマウス大会の観戦となりました。
マイクロマウスと言えば森永さんです。 いつもはナガレンジャーFFに参加するのですが、今年はROBOSPOTツアーの面々が応援に来るというので、今回はマウス一本に絞ったそうです。
応援なんだかプレッシャーなんだか(笑)

マイクロマウスの大会って咳もできないくらい異様に重い雰囲気の中で行われるんだぜー、とお台場での大会を思い出しながらマイクロマウス大会がお初な人に説明したのですが、ここでの大会は空気が柔らかかった。
これって地域差があるんですね。
大会参加者は森永さん以外に、RTの酉旦那さんも今後発売予定の自社開発マウスで参加していました。
まな板の上の鯉なのか、人事を尽くして天命を待つ心境なのか、観客席で自分の順番待ちをしている間は緊張の素振りも見せずに飄々としていた酉旦那さんは、コースの前にたった途端にガチガチの緊張状態に。
「あの席にいる人のオーラがものすごいんだよ。」
ZAKさんにそう説明されました。マウス界ではかなり「その筋」な方なんだそうですが、門外漢のオイラには、ふつーのおばちゃんにしか見えなかったです(笑)
記録は16.6秒と上位の成績を収めていました。

皆のプレッシャー応援を受けで登場の森永さん。 止まらずに迷路探索する手法が主流なご時世に分岐で止まる堅実な方法で挑戦。
迷路の探索方法にもいろいろな方法があるようです。そして迷路はそのアルゴリズムが苦手とするような設置になっているそうです。
「あそこはイヤラシイよ。」
ZAKさんや酉旦那さんは、そう言います。門外漢のオイラには、そのイヤラシ具合はわかんないです(笑)
記録は10.8秒と上位の成績。充分に時間がとれない中で、突貫工事なみにハードとソフトを仕上げて、ちゃんと結果を出すんだから、やっぱり森永さんは凄い人です。

その森永さんがROBOSPOTツアーの人達に是非とも見せたかったのが最速マウス。
スタートからゴールまで、わずか4.9秒という記録を出した超韋駄天マウスです。あまりに早すぎて何をやってるんだか全然わかりません。なんか別次元の世界を垣間見た気がします。
技術には限界がないのね。

午後からはハーフサイズマウスの大会が行われるのですが、オイラには長距離運転が控えているので皆で昼食を食べた後に帰路につきました。
ZAKさんがセカンドドライバーを買って出てくれましたが、ナガレンジャーFF配信のお礼にと山形の新品種米「つや姫」を頂いたので実家に寄って帰ることにしたので、ちょっと時間的都合が合わなくなってしまいました。

帰りの東北道は矢板とか鹿沼とか、交通渋滞情報でお馴染みな場所で例外なく渋滞にはまり、その他にも宇都宮ICでの交通事故で渋滞していたりと、晩飯時までに着けるか心配、というか実家に寄ることも断念することになるかもと思いながらノロノロ運転の渦中にいましたけど、結果的には予定時刻より30分程度の遅れで到着。
高速降りなくてよかったよ。

実家で晩飯食べて「鉄腕DASH!」を見て運転疲れを軽く癒して再出発。
実家からの道のりは何度も走った勝手知ったる道なので、多少疲れていても小人さんが代わりに運転してくれます。居眠りしたって大丈夫(爆)

東京着は22:30。無事に帰宅。
「奥華子のLagan de Talk!」の開始時間までに家にたどり着けたことは至上の喜び♪(笑)

配信がきっかけとなって大会に興味を持つ方が増えてくれえればいいなーと切に願いつつ、今日は泥のように眠ろーと思います。一人旅お疲れさま>オイラ


《おしまい》

追伸:あの日お貸ししたオイラのUSTREAM本って、どうなりました?(笑)


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