大会レポート・ロボサッカー2009の裏側

  ロボサッカー2009の裏側#1
浜松。
今日は浜松駅前にある浜松科学館で、ロボサッカー2009の開催です。
開場する時間に行って、会場の設営からお手伝いでも〜と思っていたのですが、着いたのは11時半過ぎ(汗)
いや、ほらYシャツをクリーニングに出すのに、お店が8時開店だったからさぁ。(<言い訳)

それにしても浜松駅って新幹線ホームから改札に至る途中にV−MAXが展示してあるんですね。
その隣には黒のグランドピアノが…。YAMAHA、混沌としすぎ(笑)

会場に着くと予選の真っ最中でした。広い会場を半分に区切って、奥側が選手控え室、手前がフィールド。そして境界線を引くように運営席が設置されています。
お客さんは親子連れが目立っています。小さい子が会場内を縦横無尽に走り回っています。
スピーカーからはジュビロ磐田の応援ソングがエンドレスで流れています。

目立たないように会場に入り、目立たないように観戦していたら、オイラを見つけた人が一様にビックリしてる。 そんなにサプライズですか?驚きすぎでしょ。

中部の雄、まつしろ君
なんか聖徳太子に見えてくるのはオイラだけでしょうか?(笑) ヒゲのせいかな?

酉旦那さんとこの息子さんが、サーティワンアイスみたいな形のオモチャで遊んでいました。カップコーンの部分をグリグリ回して 「ドリール、ドリール」と(笑)
ああ、親の英才教育の賜だよなーと他人事に思っていたら攻撃対象がオイラに移ってきました。
以降、シーソーにされたり、滑り台にされたり、ジャングルジムにされたり…(泣)
手にしてた衝撃Z編のマジンガー超合金にパイルダーがないことを指摘したら
「そう。パイルダーオンできないのー。」
と答えたそれから以降、パイルダーオーン!とオイラによじ登ってくる始末。
股のあたりに乗ってる彼を足を開いてストンと落とす遊びがしこたま気に入ったようで何度も何度も何度も何度も・・・(泣)
「ほら、子供嫌いのとこに子供は近寄らんから。」
お父さん、フォローになってないって。

気が付くと予選が終了し、本戦までの休憩となりました。このタイミングでちょっと気になったところを列記してみます。
  • ポスター等が少ない
    浜松科学館には簡単にたどり着けたのですが、施設内のどこでイベントが行われてるのかが判りませんでした。
    入口近くにポスターがあると良かったかも。
    また部屋の入口は解放されてましたが、部屋から漏れてくる音がちょっと控えめだった気がします。
    音は通りすがりの興味を引く手段なのでガンガン垂れ流したほうがいいと思います。
  • 実にあっさりと予選が消化されていく
    イベント進行的には喜ぶべきことなのですが、流れ作業的に処理されているような感じを受けました。
    入場曲、退場曲とかを用意すると場面の転換を印象付けられるんじゃないでしょうか。
  • 出場チームの印象が薄い
    流れ作業的に処理されていることに因るかと思いますが、どんな活躍をしているチームか、どんな戦歴のチームか等を説明してくれたほうが観客は感情移入し易いと思います。
    選手入場の際にインタビューしてチームをアピールする時間があるといいんじゃないでしょうか。
  • 司会進行が1人だと負担が大きい
    浜松のアニメイダーさん(お名前は聞きそびれました)はスゴイ人です。試合直前に出場ロボットの名前を覚えて、実況中はちゃんとロボット名で解説します。
    これがどれだけスゴイ事かは運営経験者ならわかるはず。
    彼の喉が心配です。解説者を設けてしゃべりの負担を軽くしてあげてください。
    プレーしているチームの予備メンバーを解説に迎えて舌戦を繰り広げてもらうってのも面白いかもしれない。
  • ゴールしても盛り上がらない
    はて、サッカーなのに何故盛り上がらない?と考えて、気付きました。
    「ゴオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!」
    がありません。
    これは休憩中お願いしたので決勝からは盛り上がりました。サッカーはこれがなくちゃ♪
    「そこまで気が回りませんでした〜」とは浜松のアニメイダーさんの談。司会進行の負担が高いのが原因ですね。
  • 副審が観客の目線を遮っている
    客席とコートの間に人が立ってて邪魔でした。この人は副審で前の試合のチームから選出されるのだそうです。
    邪魔にならないように、という指導があったものの徹底されていなかったようです。
    邪魔な人が審判なら観客も我慢のしようがあるので、それと判る格好をしてくれるとありがたい。
  • 主審がサッカー経験者
    サッカーやフットサルの経験者が主審を務めていたので、試合の流れを考慮したジャッジが行えてたと思います。
    「これはロボットバトルじゃない。ロボットサッカーなんだ。」
    そんな想いが伝わってきました。
なんかエラソーな事書いてますね、すいません。
次回以降の参考になれば幸いです。


《つづく》

  ロボサッカー2009の裏側#2
決勝戦はスピート☆スター vs バンブーブリッジ。
ゴールされそうになったボールを防ぎ、気炎を吐く梓さん。
「させないよっ!」
ゲームは0ー0のまま前後半戦を終了し、Vゴール形式の延長戦でも決着が付かずPK戦に。

ここでも膠着状態が続くも、イガアさんが仕込んだ事前動作なしのキックモーションから放たれたボールが、キーパーモーションを発動したあずさ2号の股の下を通り抜け、決定打に。
第1回大会の優勝を手に入れました。さすがは『優勝請負人』と呼ばれるだけあります。

本来なら反応させないモーションだったのに、それに反応した梓さんは凄かった、とはイガアさんの談。

かつさんが立ち上げたNPO法人の会長は イカロスさん。 表彰式のプレゼンターを務めます。
オイラと酉旦那さんは客席から、ある確信をもってイカロスさんの言動を観察します。優勝チームはそつなく表彰。
そしてその時はやってきた(笑)
「準優勝、RFCバンブーブリッジ。イカ同文。」
自分のハンドル名にかけて、"以下"とか"如何"とか「いか」という発音に過剰に反応してたから、やると思ってたんだよね。
「第3位、RFC愛知。(・・・間)イカ同文!」
ええい、変な間を開けるな!こっちを見てニヤっと笑うな!この確信犯め!!(爆)

大会は表彰から記念撮影へ。
参加者の皆様、スタッフの皆様、特に運営のかつさん、イカロスさんお疲れさまでした。
第2回大会、楽しみにしていますよ〜

抽選会が始まりましたが、オイラにはその資格がないので館内をぶらぶら。科学館だけあって面白いものがたくさんあります。
フーコーの振り子も当然のように揺れています。
入口付近に大きなロボットがいます。本体に内蔵されたカメラと、手前にある操作板(というか50音に配置された 押しボタン群)でインタラクティブに会話します。
ちょうど誰も居なかったのでお話してみました。
まず名前、性別、年齢を入力します。
イ、シ、・・・あれ? イ、シ、・・・あれれ?
「シ」が接触不良で入力できません。ここは違う文字を入力するしかないかー。
「ムフフフー。イカワサンハ、ゲンキソウデスネー」
やっぱり「シ」を早く直して下さーい(泣)

事務所に駆け込んだのは言うまでもない。

打ち上げは駅前まで戻って居酒屋に。1F貸し切り状態。
今日の我々の任務は、まつしろ君の頭痛を止めることだー! とビールを注ぐ。注ぐ。しつこいくらいに注ぐ(笑)
アルコールで病状を押さえるというのは、いい手段じゃないんだけどね。
眼精疲労からくる首凝りで頭への結構が阻害されて頭痛が起きてるんじゃないかな?と素人診断してみたりするんですが、何かあっても責任は取れないので鵜呑みにしませんように。

テーブルはなぜか、この前の会合のようにイベント主催経験者が集合していました。
で、こーゆう状況になると「中部どーにかしてくれ」という話題になります。もう毎度毎度、呪詛のように(笑)

口だけ出して活動を阻害する船主達は今の船に残して、船員みんなで新しい船に乗り移っちゃえ

なんて軽々しく言っちゃうのですが、イベントの売込みとかは学生達だけじゃ難しいか?それに大学構内でのイベントともなると教授に使用許可もらわないといけないのかな?ややこしい問題だわな。

打ち上げもそろそろ終盤となる時間にお店からサプライズなプレゼントが。
お近づきの印です。みなさんでどうぞ〜と、まるで大相撲で優勝したときのような大きな杯が出てきました。杯にはお酒が注がれています。 これを全員(車のドライバーは除く)で廻し呑み。
なんか"契りの杯"みたい(笑)
ロボサッカー運営者と参加者の絆は、いまここに強く堅く結ばれました。

ほろ酔い加減でお開き。
帰りの新幹線では、48ちゃん、クボさん、イガアさん、 ジョニーKENTA君らと6人で自由席の一角を占拠して帰ってきました。
みんなしてひたすら爆眠。東京駅着は23時20分でした。楽しい1日でした。

あ、ウナギ喰ってねぇや(爆)


《おしまい》


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