大会レポート・第3回ナガレンジャーファイティングフェスタ in 雪灯り回廊の裏側

  ナガレンジャーFFの裏側#1
ROBO SPOTのツアーに便乗して2日開催の「第3回ナガレンジャーファイティングフェスタ in 雪灯り回廊」に行ってきました。 それもなぜか観戦者なのにロボット持参で(笑)

フラワー長井線が雪のために遅延するかもしれないからと、当初の予定より1本早めた新幹線を上野で待つ。
この駅からの参加者はオイラとJinSatoさん小田さん
上野駅に着くと、常磐線が人身事故により快速、各駅停車ともに運転を見合しているとの案内が。
常磐線はJinさんが使用する路線。ちゃんと合流できるのか?と心配したのですが、 なんてことはない1時間も前に到着してウォーキングをしていた、とのこと。いやぁ何よりです。

無事に合流し、新幹線は大宮へ向かいます。ここで遊さんが合流してツアーメンバー全員集合です。
隣の席の道楽、さんが早速工具を広げて工作してます。
無線が時たまノーコンになるということで、アンテナ線の支持棒をボディケースに取り付けていました。

その後、ノートPCを広げてモーションの調整が始まりました。
オイラは(観客なのに)前日徹夜だったので、しばしの意識不明に陥る。ZZZzzz・・・
「ギャッ」
小さな悲鳴で目がさめると、道楽、さんのノートPCがブルー画面から再起動中。 それから数回のリブートで無事に復帰。
「いしかわさん、ネタ持ち込まなくっても・・・」
「してない、してない。オイラ何もしてないって(笑)」

新幹線は福島駅で車両の切り離し。
新幹線の切り離しなんて見たことなかったので、その瞬間を捕らえようと待ち構えていたのですが、ふと嫌な予感。 連結器が外れる時って、ドアが閉まって車両が動き出す時じゃないのか?
その通りでした。あやうく乗り過ごすところでした(爆)

アパートや住宅のすぐ脇を通る新幹線に違和感を覚えつつ進路は北へ。景色は一気に冬山に。


乗り換えの赤湯駅に着いた頃は一面の雪景色、しかもかなり積もってる。
除雪しきっていないホームに足元を気をつけながらフラワー長井線へ。着いた長井は当然、雪の中です。
大荷物を引く参加者の皆さんは足元に気をつけつつ駅を降ります。


タクシーに分乗して到着したは置賜地域地場産業振興センター(タスビル)2F。
「第3回ナガレンジャーファイティングフェスタ in 雪灯り回廊」の会場です。
広いなー。こーゆう広い部屋を「わんだほー」でも使いたいなー

今回は御気楽な一般観客という立場なので時間前から客席に座り、一通り準備の様子なんかを観察。 各々が自分の仕事が判っているようで淡々と準備を進めています。
リーダーは誰なんだろう?
大会では中心的に指示を飛ばす方がいるはずなんですが皆目見当もつきませんでした。 常日頃からの会合でしっかり決定されているんでしょうね。
(「わんだほー」と比べちゃ駄目だよ。という話もある)

参加者エントリー風景。
身長、重量、足の長さ、腕の長さ、足裏の大きさなどを計測し、エクセルに入力していきます。
うわぁ大変な作業だ。

「2月2日2時22分22秒にナガレンジャーFFスタートです。あ、なりました。」
そんな会話で始まった開会式。
今日一日の司会という大役を仰せつかっているのは大場さん(左)とナガレレッドさん(右)。一日頑張ってください♪
審査委員長はサイライズ井上さんです。

会場にはカメラが2台入り、取材の臨戦体制を整えています。噂によると会場に辰巳琢郎が来るとか来ないとか。
こんな感じで「第3回ナガレンジャーファイティングフェスタ」はじまりです。

《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#2

不鮮明なメモと、さらに不鮮明な記憶に基づいて対戦模様を書いています。
そんな試合内容じゃなかったよ!という対戦がありましたらBBSまでお願いします。

さぁ第1競技の「ロボットかるた」の開始です。
ロボットにかるたを触れさせ、「ハイっ!」と掛け声を上げて取得を宣言します。
2枚取ると次のロボットバトルのトーナメント表の好きな対戦に自分を置くことが出来ます。
大場さんの札の読み上げにロボットがいっせいに動き出します。

今回のカルタには新ネタが混ぜられていました。
 (お)くさまはお米をガルーで勝ち取るぞ
 (レ)グホーン。網にかかって、さぁ大変
 (く)またろう。かわいい顔して狂暴だ
などなど。

踏絵的なカードもあります。
 (ル)ールはな、俺が決めるぞ飲み会で
この絵札はビッグボスです。
「思い切り踏めー」なんて声がかかってみたり。(ちなみにそう声をかけたのはオイラですが〜)

小さい子がフィールドの端から「あった!あったー!」と指差して応援している姿は何ともほほえましい。
kinopy は片手をつき、もう片方の手を上げて「はい!」と宣言するモーションを作って かるたに挑んできました。さすが手抜かりはないなー(笑)

ロボットかるたで事故が。GATの頭がとれてるーっ!
で、これが今大会の小ネタのキッカケになるとはこの時点で誰も知る由はなかった(笑)

小ネタの仕込みとその結果についてはご本人のサイト「UNDEЯ工房」で確認!


トーナメント表が埋まった段階で第2競技「ロボットバトル」の始まりです。
ロボットかるたで使用していたフィールドの上に白い板?を敷き、そこをバトルフィールドとしています。 いつものリングよりも大き目のバトルフィールドです。
司会者も「まぁ落ちることはないと思いますが−(笑)」なんて説明をしています。

いつもなら『詳しい対戦の内容は「散財心理学実習講義200X」を参照してください』と書くところなんですが、 今回ここにsnさんは来ていないのでオイラの出来る範囲で頑張ってみました。裏側偏重ですが(汗)
ちなみに大会レポートは Robot Watch に掲載されます。baby touchさんうまくまとめてくださいね〜

■第1回戦
第1試合 (勝)で・か〜る vs SOB
まごのて装備ので・か〜ると、ドラゴンボールの胴着のような服装をまとったSOB。
リングがなじまないのかお互いスリップダウンから始まります。
で・か〜るの横一閃でSOB1ダウン。SOB、起き上がりから再び接近するも背中をで・か〜るに向けています。 これを突かれて2ダウン、後がなくなります。
でもその後、で・か〜るがスリップを連発して両者後のない2ダウン1スリップ。
「動いたほうが負けですか〜?」
なんて、道楽、さんの声が上がりますが、なんとか勝利を奪いました。
「すべって全然進まねぇ〜。」
選手控え室に戻る際の道楽、さんの叫び声が今日のリングコンディションを物語っています。

第2試合 (勝)Cavalier vs ナガレグレー
プロジェクターには時間と両選手のダウンカウンターが表示されています。
引技でキャバリアからダウンを奪うナガレグレー。しかしその後、左右からの脇を突く連打を浴びてダウンを返されます。
ナガレグレーの反撃、横に殴ってから上へ突き上げる連続モーションでダウンを奪うもキャバリアから2ダウンを喰らいリングに沈みました。
「地元に人に勝っちゃいましたー」
とはえまのんさんの談。容赦ないです(笑)


第3試合 (勝)ガルー vs アルティメット・ナガレブルー
長井工業高校 電子システム科のアルティメット・ナガレブルー、歴戦の覇者ガルーに挑みます。
体操のような前へ倣え!から腕を横に広げる攻撃モーションで攻めるも、ガルーのリズムと間合いから3連撃を浴び敗退。
「完敗です。」それ以外の言葉はみつからんよなぁ(泣)

第4試合 (勝)NOVAGON vs Purple Star
Purple Starのパイロットは最年少4才です!すごーい、と観客席から声が上がります、が
「5才になりました。」お父さんの訂正が入ります。
注目のROBONOVA vs KHR対戦。
リング中央をちょこちょこと動き、お互いに手を出しますが、なかなか有効打になりません。
そのまま同スコアで時間切れ。なので先に転んだほうが負けの時間無制限サドンデスとなりました。制したのはNOVAGON。
敗者の弁を求めたれた男の子、はにかんでます。
いや〜ん、かわいい〜〜♪


第5試合 (勝)kinopy vs 鬼怒
シャカシャカと織機のような機械音を立てて動き回る鬼怒(きぬ)、一方、ペコンポコンと電子音を奏でながら歩く kinopy の対戦。
・・・試合の模様は取材メモが中途半端な単語しか書かれていないので割愛(ごめんね)
腕を振り回してトリッキーな攻撃モーションを発動した鬼怒に、びっくりしたように距離をとる kinopy が印象に残ってます。

第6試合 (勝)クロムキッド vs アヤメ・ナガレブルー
長井工業高校 電子システム科の不幸はアルティメット・ナガレブルー、アヤメ・ナガレブルーの2台とも 対戦相手がくぱぱ&くままさんだったってこと(泣)
動きが安定しないアヤメ・ナガレブルー。倒れたきりなかなか起き上がれません。
司会者に「バッテリー交換したら?」と促されてタイムを取りバッテリー交換。 そして試合開始も後ろにこけて起き上がれず。
クロムキッドは不戦勝状態。 「すいません」とはくぱぱさんの談。

第7試合 (勝)GAT vs ナガレブラック
スリップを連発するナガレブラック。いい感じで技がでるもロボット同士がからんでブレイク。
GATがダウンすると頭が割れて、中から紙が。
「どうせ割れるんだったら中に何か仕込んでおいたら?」
と『スカ』と書いた紙を入れていました。うまい具合にハラリと飛び出たその紙は裏側でした(泣)
「スカって書いてある!」審査員のサンライズ井上さんしかリアクションしてくれませんでした。
策士、策に溺れつつも勝者はGAT。
「え?? 負けるつもりが勝っちゃいました。」

バトルはまだまだ続くが、オイラは寝る時間(笑) 《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#3
第8試合 (勝)みんみん vs アタモ
みんみん、片足スキップのような状態からスリップ。ちょっと動作が不安定か?
みんみん、後ろを向いたアタモを浴びせ倒すも、その後バックをとられてダウンを奪われる。
勝負はアタモがスリップして負け。
「モーションがぐだぐだで攻撃できませんでした」とは敗者の弁。

第9試合 (勝)MetallicFighter vs ナガレイエロー
司会者が言うには3度目の対戦なんだそうな。ある意味、因縁の対決?
MetallicFighter は横パンチを放った状態から前へ後ろへと払うようなモーションで攻撃範囲を広げています。
フィールドを広く使い動き回るMetallicFighter。前転あびせ倒しを仕掛けるもナガレイエローは倒れず。
そんな熱戦は MetallicFighter が制す。3回の対戦はすべて MetallicFighter の勝ち星となりました。
「2度あることは3度ある。また負けてしまいました。」とは敗者の弁。でも
「ヒヤヒヤしました。」勝負は紙一重だったのかも。

第10試合 (勝)ナガレラベンダー vs メカくまたろう
やっぱり「メカ○○」と言ったらぬいぐるみ顔にリベット打ちでしょ〜。あれは邪道だよね〜。なんて話をZakさんとコソコソと(笑)
そんなメカくまたろう、いきなり2ダウンを奪います。
「メカになって強くなりました!」司会者がそう叫ぶも、そこからあれよあれよとダウンを取られて敗退。
「かわいい機体に我慢できなくなって凶暴なのを作ってきましたが、・・・ もっと恐ろしいのを作ってきます!
引間さんのさらなる挑戦は続く。

辰巳拓郎来訪!

1回戦の全対戦を終えた休憩時間に辰巳拓郎がやってきました。 ナガレンジャーの方を捕まえてインタビューしています。
『情熱エンジン』という番組の取材だそうです。

カメラ構えてたらスタッフの方に注意されました。
撮影禁止なのかな?と思っていたら「フラッシュは焚かないでください。」とのこと。
スタッフの懐の深さに感謝しつつパチリ☆

放送予定・・・
 3月15日(土) 13:00〜 仙台放送・福島テレビ
 3月15日(土) 13:30〜 秋田テレビ
 3月15日(土) 14:00〜 さくらんぼテレビ・岩手めんこいテレビ・新潟総合テレビ
 3月16日(日) 11:00〜 青森テレビ

敗者復活戦A
第1試合の1〜5試合の敗者による敗者復活戦です。5分間を最後まで生き残っていた機体の勝ち。
中央付近で膠着状態になりつつも、
ナガレグレー → リングアウト
アルティメット・ナガイブルー、SOB → バッテリー切れ
そして Purple Star と鬼怒の一騎打ち!
5分間で勝負がつかなかったのでサドンデスに突入します。
「がんばれーむらさきー!」という子供たちからの声援むなしく、勢いあまって場外へ飛び出し、 勝者は鬼怒!

敗者復活戦B
アヤメ・ナガレブルーは参加せず。よくよく見渡せば全員がナガレンジャー。骨肉の争いです(爆)
掴み投げを連発するナガレブラック。しかしコケたところを押されてリングアウト。
哀れメカくまたろう、これに巻き込まれて一緒にリングアウト。
アタモとナガレイエローの一騎打ちは同時にリングアウトして仕切りなおし。
バトルもかくやというランブルを繰り広げるが、リング脇で倒れたアタモをそのまま押し出してナガレイエローの勝ち。
この間、メカくまたろうは巻き込まれた恨みを晴らすべく、ナガレブラックと場外乱闘中。おいおい。


■第2回戦
第1試合 (勝)irve-VIN vs で・か〜る
動きが悪く、バッテリー交換を行う で・か〜る。無線の調子も悪そうです。
どうにか動くが、なんと無防備に irve-VIN に背中を見せています。背後から一突きされてダウン。
その後、スリップを連発して自爆(泣)
「やったかやらないかで終わってしまいましたー」とは勝者の弁。そうでしょうねぇ。

第2試合 (勝)ガルー vs NOVAGON
軽快なフットワークでリング中央に歩み寄るガルー。NOVAGON、パワー不足は否めない。
NOVAGON、背後から突かれて1ダウン。
NOVAGON、正面から突かれて2ダウン。
NOVAGON、後ろから押されて3ダウン。瞬殺!
「いじめっこなんです。」くままさん手加減なし!(笑)

第3試合 (勝)ナガレイエロー vs kinopy
「いっくぞー♪」
気合を入れてリングインする kinopy。近づいてくるナガレイエローに急ぎ足で距離を取る kinopy。
でも攻撃しようと近寄ったところを当てられダウンを重ねます。そのまま敗退。
「攻撃力がないので次回までに何とかします。」その容姿の攻撃力はかなりのものぞ。きゅーん。

第4試合 (勝)みんみん vs GAT
左足の調子が悪いようで、倒れたらなかなか立ち上がれないGAT。2回倒れたところでタイムを申請。
試合再開するも、歩行も安定せず立ち止まろうとすると後ろに倒れてしまいます。
そのまま立ち上がることが出来ずにテクニカルノックアウト。
倒れた際にはらりと落ちた「ひどい」の紙についてサンライズ井上さんから質問が飛びます。
「なにが『ひどい』の?」
「やられた時にでる紙が自分が倒れた時に出てしまいました。」
・・・それはひどい!(泣)

第5試合 (勝)ナガレラベンダー vs 鬼怒
「音がいいよね」サンライズ井上さんもお気に入りの駆動音で動き回る鬼怒。
お互いに腕を振り回し、前突き攻撃と、似たような技を仕掛けます。
・・・が、メモがここまでしか書いてないので以下省略(ごめんね)
「きわどい試合だったけど勝てて良かった。」とは勝者の弁。
その“きわどい試合”を書き残せなくてごめんよ〜(大汗)

ここで区切るのは真に心苦しいのですが続きは明日。 《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#4
■第3回戦
第1試合 (勝)irve-VIN vs Cavalier
そこにいるだけで圧倒的な存在感を放つ irve-VIN。司会者が重量を尋ねると 4.94Kgだという。
かたや相手の Cavalier は 2.5Kg。2倍の重量差はどんな試合を生むのか?
irve-VIN が長い腕を振ってCavalierをすくい上げて1ダウンを奪う。
その後、絡み合った両機は司会者の手によって引き剥がされます。 その際にCavalierから“みしゃみしゃ”と何かがひしゃげるような嫌な音が!うわぁ・・・。
試合は長い腕にダウンを奪われつづけて Cavalier散る。
「殴っても倒れないしー」えまのんさんの恨み節。

第2試合 (勝)ガルー vs ナガレイエロー
似たような「横突き」を攻撃の主体にしている2体。お互いにダウンを奪い合います。
「ガルーがダウンを奪われたのは久々なんじゃないでしょうか?」
ガルーの攻撃は当たるがスカされてしまう。逆に引き手に引っ掛けられて倒れそう。
とにかく手数で攻めるガルー。白熱する熱戦は両者リングアウトなんて事態を招く。
残り1秒でフィールドに突き出して同カウントに。延長サドンデスです。

整備中。バッテリーを交換し、またサーボを冷やします。
「人も運動をして疲れると熱をもって力が出なくなりますよね。ロボットも同じなんですよねー。」
司会者の解説が入ります。
「冷やすなら表に雪がたくさんありますよ(笑)」
う〜ん。雪国なコメントだなぁ。

サドンデス開始!すさまじい間合いの掴み合いが展開します。そして勝者はガルー。
「疲れました」
「親指イタイです。力入ってました(笑)」
負けたとはいえガルーに土を付けたことは殊勲賞ものです。

第3試合 (勝)クロムキッド vs みんみん
相手の後ろに回りこみ、背後から突き!の必勝パターンで3タテ。みんみん瞬殺!
「もうちょっとモーション仕込んできます」

第4試合 (勝)MetallicFighter vs ナガレラベンダー
まずは横突きで MetallicFighter がダウンを奪う。
その MetallicFighter、なにか歩行が挙動不審です。これは何か狙ってる!狙ってるぞー!(笑)
でたぁ!前転蹴り!大技炸裂です。
そしてガシャペリオ・・・じゃないや、ナガレラベンダーをぺちっと倒して準決勝進出です。
「容赦ないですねー(笑)」
「余裕がなかったんです。油断すると負けちゃうので(汗)」
「対戦は夢の1つでした。実現できて良かったです。」
 健闘に拍手!

■準決勝
第1試合 (勝)ガルー vs irve-VIN
irve-VIN の特徴的な長い腕をかいくぐり、ガルーが横突きを仕掛ける!しかし倒れない!!
「重いっ!」 思わず悲鳴が上がる。
しかし irve-VIN は自らリングアウトして1ダウンを献上してしまいます。 注目してみると腕を振り回すたびにリング脇に寄っていく感じですね。
試合は時間切れでダウンカウントの少なかったガルーの勝ち。

「いやぁ、ガルーはirveの手の届かない死角に入って戦っていたよ。」
とは一緒に試合を観戦していた道楽、さんのコメント。くままさん試合巧者!

第2試合 (勝)クロムキッド vs MetallicFighter
回り込もうとしたクロムキッドの胸元に突きを入れて MetallicFighterが1ダウンを奪う。
しかし、そのすぐ後に横突きをくらいダウンを奪われる。
両者間合いを取りながら攻撃を仕掛けるが、これがことどとく同タイミング。すげー。
MetallicFighter、ダウンから立ち上がれず心配されたが何とか立ち上がる。が、カウンターをくらって3ダウン。 準決勝に沈みました。
「初めてだった試合で勝てて良かったです」
「公式戦では初ですが練習では勝てたことがないので1年の目標にしたいと思います。」
新年の誓いも新たに森永さん。

■3位決定戦 (勝)irve-VIN vs MetallicFighter
ぐわっと間合いを詰める irve-VIN。踏み込んだ irve-VIN の腕の腕の引き戻しに巻き込まれてダウンするMetallicFighter。
前転蹴りも届かず、長い腕から繰り出される左右の連打をバチンバチンと受けてリングに沈む。
惜しくも表彰台に手は届きませんでいた。
「新しいirveには全然手が出なかった。今年1年の目標にしたい。」舌の根も乾かぬうちに森永さん(笑)

■決勝戦 (勝)ガルー vs クロムキッド
気が付けば同門、兄弟機対決。どちらが勝っても負けても優勝のお米30Kgはくぱくま夫妻の元へ(爆)
メモを取らずに熱戦をカメラに収める。・・・クロムキッドがぶっ飛んでる写真ばっかりだなぁ〜。
そんな訳なので勝利の栄冠は終始試合の流れを支配していたガルー、くままさんに輝きました!! おめでとうございます!!

生活費がかかると主婦は強えぇなあ(笑)


熱気うずまく長井の街の日が沈む。それは幻想的な時間の始まりだった。 《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#5
「第3回ナガレンジャーファイティングフェスタ in 雪灯り回廊」のもう1つのイベント“雪灯り回廊”について。
バレンタインデーの夜(バレンタイン近くの土曜日)に、ローソクの温かな灯りの中を、恋人同士でロマンチックに、家族でほのぼのと楽しんでみませんか? ということで街中みんなで楽しむ企画。
柔らかなろうそくの灯りによる小さな雪灯篭・雪ランタンによる雪祭りです。

17時の合図の花火で一斉点火されたランタンが幻想的に街に浮かび上がります。
ナガレンジャーFFの会場となっているTASビルはスポット会場になっていてランタン以外にもモニュメントが作られていて雰囲気を上げています。



さぁさぁ室内に戻って最後は4チーム(チームロボ道楽、チーム近藤命、チームナガレイースト、チームみんみんキッド) による総当たり戦のロボットサッカー。
サッカーの試合展開をメモれるほど、というか8台のロボットを覚えるだけの性能が脳ミソにないので大胆に割愛!(爆) 試合そっちのけで選手控え室に入り浸っていました。
チームロボ道楽の面々が控え室に戻ってきました。
「rsv3がいないから後ろを気にしないといけないんだよー。」と、えまのんさん。
rsv3がゴールキーパーを務めていれば、後ろを全く気にせずに前線に上がることが出来るんだそうです。
rsv3の鉄壁の守護神ぶりが遠い長井の地で再認識されてました。
そんなチーム道楽。攻守を決めるジャンケンについて熱く議論を交わしています。
「5分ハーフの試合だから最初にボールの支配権を握れる先行のほうが勝ちに有利なのよ。だからジャンケンには勝たなくっちゃならないの!」
キャプテンの道楽、さんにプレッシャーをかけてます(笑)

総当りが終わって、結果はこんな感じ。

実力的に拮抗しているのか、ちょっと広くなったフィールドが功を奏しているのか、全試合同点で終了してました。
んで、得点しているチーム同士による対戦で優勝を決めることになりました。

(勝)チームロボ道楽 vs チーム近藤命
勝負はボールキックをきめるジャンケンから始まっていた。
選手控え室での議論もあってか、ジャンケンに勝った時点で対戦相手が不思議に思うくらいの大喜び。
そして議論の通りに1点を押し込んでサッカー優勝となりました。
がっくり膝を落とすチーム近藤命と飛び跳ねて喜ぶチームロボ道楽が対照的でした。

ちなみにくままさんはバトルで優勝して米30kgを獲得しているので、これで“おかず”までも獲得してしまったということに!
やっぱり生活費がかかると主婦は強えぇなあ(爆)

なにはともあれ、おめでとうございました。参加者の皆さんもお疲れ様でした。

表彰の前にエキシビジョンマッチを行うことになりました。
会場に設置されている草加リングをつかってシングルマッチ、タッグマッチを行います。
で、草加で審判をやってた縁からここでも審判に借り出されました。ちゃんと赤い蝶ネクタイ(今回のは小さかった)も用意されてますよ。おいおい。

■シングルマッチ (勝)鬼怒 vs メカくまたろう
選手入場の際に紙テープが投げ込まれる。この辺の演出はプロレス好きのオマタさんならでは。
5分、5ダウン先取の草加ルール。
メモも写真もなく記憶もすでに忘却のかなた(笑)
覚えてることは試合が終わった後も攻撃を止めない「メカくまたろう」くらい(笑)
つまみ出しても乱闘を続けるその根性、素敵です(爆)

■タッグマッチ (勝)クロムキッド・ガルー vs ナガレブラック・ナガレイエロー
夫婦の息の合った様を見せてくれるくぱくまタッグ。 かたやバッテリー切れで早々戦線離脱のナガレイエロー。ナガレブラックの孤軍奮闘は続く。

試合をジャッジ中、なにか物足りないなーと思っていたら、ダウンした後の10カウントをすっかり忘れていました。
で途中から10カウントする訳にも行かず、そのまま試合をこなしてしまいました(大汗)
会場の子供達と一緒に「ワーン!ツー!スリー!・・・」とやりたかったんですけどねー。
エキシビジョンマッチに何か物足りなさを残してしまいました。(自分からネタに落ちることもなかろうに)
ここに慎んでお詫び申し上げます。

表彰。
優勝者に贈られる決勝出場権は、ガルーがすでに「わんだほー」で獲得済みなので、 2位のクロムキッド〜となるのですが、次のROBO−ONEから決勝出場権は同門には1つしか贈られないことになりました。
クロムキッドとガルーはオーナーが「夫婦」という同門なので、3位の irve-VIN に贈られることになりました。
「これが欲しくてこの大会に参加しました」とは遊さんの談。
おめでとうございます。ナガレンジャー代表、および一員ということでジャンパーも贈られていました。
・・・とするとナガレ何色になるんだ?(笑)

メモっていなかったのを後悔するくらいの沢山のユニークな賞が参加者各人に贈られて大会は無事閉会しました。
参加者の皆様、大会運営に携わっていた皆様、お疲れ様でした。

さて、いよいよお楽しみの懇親会ですよ!肉!肉(笑) 《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#6
懇親会は同施設3Fで行われます。
開始時間になっても全員が集まらないので、すでに着席してる面々で本番にそなえて乾杯の練習を何度か(笑)

かんぱーい!(本番)
今日はお疲れ様でしたー!イベント成功おめでとうございますー!


程よくアルコールが体を巡り、気分がよろしくなってきた、その時分に ロボットサッカーに優勝したチーム道楽に副賞の「すきやき肉追加」の贈呈です!!
周囲の羨望のまなざしの中、チーム道楽と同じテーブルにつけた幸運な方たちが勝利の味に舌鼓を打っています。
「そ、その肉、RobotWatch と吉日裏レポートに取材させてえぇ〜〜!」
ずるいぞー!そのテーブルだけでだなんて!!(爆)
「じゃあ次のわんだほーで優勝させてくださいねー」
そんな裏取引がありながら1枚頂きましたけど、いやぁうまかったすよ。マジで。
でも裏取引には応じませんけどねー(悪)

自分のテーブルで馬鹿話に興じていたら、えまのんさんから手招きされる。
行くと、栃木県産技大の皆さんが何かイベントを考えていて、出場者が集まるか不安がっているから何かアドバイスしてやれ、とのこと。
アドバイスって言われてもねぇ。まぁオイラも栃木県出身なんで一肌でも二肌でも脱ぎましょう。
これまでの経験からすると、ロボットビルダーは「やるぞ!」と聞きつけたら「いくぞ!」と答える人達です。
栃木は都心から遠いのでちょっと問題あるかもしれませんが、そうそう心配する必要はないでしょう。
あとは懇親会とかの、こーゆう機会を最大限に利用して色々な人に協力を仰ぐ、と。ほらKONDOもJR PROPOもバンプレストもそこに居るんだから(笑)
なぁーんて言ってみたり。
大会は始めるまで心配事ばかりだし、開会宣言したら何が何でも閉会させなきゃならないし、色々と大変だけど 何とかなるもんだよ。これが不思議と(笑)
頑張ってください。オイラも協力は惜しみません。

追加料金2000円で2次会。
タスパークから送迎バスが出て2次会会場へ。って誰ですかこの覆面レスラーは?

サンライズ井上さんは半そでで移動。Zakさんも負けじと半そでに。
「当然でしょ」と平然としている2人。ひー見てるほうが寒くなる(笑)

カラオケで盛り上がる。
サンライズの井上さんがアニソンを熱唱。奥さんがバックコーラスに入ったりして息の合ったところをみせていました。 Kさんは笑いすぎ。
オマタさんのレパートリーは摩訶不思議です。奥が深すぎて底が知れません。
baby touchさんの「残酷な天使のテーゼ」は一生の思い出に(爆)

オイラはサビで声が出なくなる症状がでました。なんか喉のリミッターに引っかかって強制出力ダウンされてる感じ。
一番気持ちのいいサビ部分が満足に歌えず欲求不満状態でした。喉鍛えなくっちゃ。


ナガレンジャーの方々にFFが始まった由来を教えてもらいました。
ROBO−ONE長井大会の後にビッグボスに言われたそうですよ
「これで終わりにするんじゃなく、自分達で何か大会やらなきゃ駄目だー。」 くらいなことを。
で始めるにあたって「わんだほー ろぼっと か〜にばる」を参考にされたとか。
例えそれがリップサービスだとしても、すげー嬉しかったです。やった♪誰かの役に立ってる♪♪

ちなみにナガレグリーンさんの就職先はJS−ROBOTICSとのこと。 関東定住の折には「わんだほ−」「練習会」への参加をお待ちしています。

そして長井の夜は更ける。オイラは大会レポート書きで眠れない(汗) 《つづく》

  ナガレンジャーFFの裏側#7
目が覚めると6時だった。・・・いつもの習慣て、やーねぇ(泣)

朝食は7時〜9時半ということなので8時まで文章書きの続きをしてました。 時間になって、もうみんな揃ってるんだろうなーと思って降りていくと、ほとんど誰もいない状態。みんな朝が遅いんだねぇ。

Zakさんと「鉄」の話を。今回、長井入りするのにわざわざ新潟ルートで来たんだとか。濃いよ鉄分(笑)
オイラはまだまだ貧血気味でした。(でも、このままでいいや)
あと、いい機会なので mixiやってる人はみな気にしている質問をぶつけてみました。
「Zakさん、ちゃんと仕事してんの?」
「はぁ?」
「いや、あの mixi のコメントの入れ具合を見ると、仕事してる時間ないんじゃないの?」
「それは誤解してる。あれにはコツがあって(以下省略)」
朝と昼休みと夜のタイミングで、コメント欄をバーーーっと開いて、開いた処から順次コメントを入れていく方法だと 大量のコメントを短時間にこなせるんだそうな。文章1つに長考するオイラにゃ真似できない技だね。

くぱくま夫妻が地元の新聞を手に降りてきた。昨日の模様が記事になっているようです。
・・・このラベンダー色の服装の男は辰巳拓郎!?

なんでもない朝食の風景を、わざわざ怪しい密会風のアングルにして写真を撮ったり(非公開)

そんなこんなで朝食の時間一杯までレストランの一角を占拠してました(汗)


ROBOSPOT主催のナガレンジャーFFツアーの2日目の予定は、実は空白です。
そうなんです。今日はナガレンジャーの皆さんによる謎ツアーなのです。

ツアーの出発時間はホテルのチェックアウトの時刻でもある11時。
なんですがその前の10時にロビーに集まってくる面々。今日は節分なので恵方巻きを喰いましょう。
1列に並んだ野郎共が南南東を向きながら無言で恵方巻きに喰らいつくさまは一種異様(笑)
つうか太いよ、コレ!

そしてチェックアウトの11時。まずは記念撮影から。−6℃の寒空の下、半そでで写真撮影に挑む方が若干2名。
「普通でしょ?」って違う違う(笑)

まず向かったのが「雪灯り回廊」のメイン会場。大小さまざまなかまくらや、滑り台が設営されています。
これらは融けるに任せると危ないのでお祭りが終わったらすぐに取り壊しちゃうそうです。

「そこに滑り台があるからさっ」と次々にチャレンジする滑り台。
引間さんは背中を3人ががりで押され、ロケットスタートで滑らされ、酷い目にあっていました(笑)

実は昨日のカラオケの帰り道、ナガレンジャーの方々に送ってもらった際にココに寄り道してたんですよね。
で、誰もいない滑り台で遊んでたんですが、滑り始めに深くえぐれた部分があり、 尻じゃなくて背中で滑る羽目になって雪が服の中に入って、えらい冷たい思いをしたんですが、今朝はちゃんと慣らされていました。 なもんで、オイラの滑りは可もなく不可もなく(汗)

やっぱりこれくらい(←)のリアクションしないとなー(反省)

写真コンテストもあったみたいで、送ろうと思っていながら気が付いたら締め切りを過ぎていたので、ここに掲載。

冷えた体を温めるべく、昼飯を食べに出発。向かったお店は「はせ川屋」
業務用なストーブが2台。店内を暖めています。ストーブ・・・いいなぁ♪ 心温まるなぁ♪
ヒーターなどと違って人間味溢れる暖かさがあると思うのですが、 残念ながらオイラは紙を多用する人なので火災の危険性から部屋にストーブは導入できないんですよねぇ(泣)
ストーブ・・・いいなぁ♪ 心温まるなぁ♪

20名超の大所帯は店内の席をほぼ占拠(奥座敷は除く)し、そして各自注文。ちょっと待ち時間が長くても、このストーブで許す!(笑)
で、やってきた「大ざる」。板そばというチョイスもあったんだけど、量が見積もれなかったので妥協しました。
うまかったッス(嬉)

軒先の太いつららを雪面に突き刺したりして店先で少し遊びながら次なる観光スポットへ移動します。

移動の足はナガレンジャーの方々の車3台です。
「そっちは冬季封鎖されてる道なんだけどなぁ」
なんて車内でつぶやきながら先導車について行きます(笑)
そしてたどり着いた場所は「すわんぱ〜く」
白鳥を誘致しよう!と冬の田んぼに水を張ったら、本当に白鳥が飛来したんだそうです。
今では公園として整備されています。しかし、鴨多いなぁ。



餌(食パン)をあげる人。餌(食パン)を食べる人。写真を撮る人。
なぜかオイラには鴨が寄り付きません。ATフィールドが目に見えて判ります。
ついさっき鴨南そばを食べてたくままさんには集まって、何故オイラには集まらんのだ!くそーっ!!
赤い服のせいという話もあれば、悪人面だからという話もあるが・・・くそーっ!!

いいです、白鳥の写真撮るから(泣)
で、狙って撮ったオイラ的ベストショット♪

そろそろ帰りの新幹線の時間が迫ってきました。
道の駅でお土産などを選びつつ、「いちご狩り」は時間が短すぎてNGで謎ツアーもいよいよ終了です。

あと10分で電車がやってくるという今泉駅。
「いっぺんに買える券売機ないんですよー。」
と、切符を1枚1枚購入するツアコン引間さんを尻目に味噌もち等などをお土産に頂いて、なんとか時間前にホームへ。
走り出す列車に合わせて駆け出すナガレンジャーの皆さんの熱烈な送迎におくられて長井を後に。

帰りの車中は爆眠。戻ってきた東京は雪でした(笑)

ツアコンしないツアーがこんなに楽だったなんて、初めて知ったぁー♪
楽しかったー♪♪(爆々)
 《もうつづかない・完》


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