浅草ギ研の超音波距離センサーの測定値を PIC-BASIC で読み取ります。 使用するセンサーは最近バージョンアップした3ピン端子のものです。 浅草ギ研のHPに 使用事例がそのうち載るでしょうから、そちらも参考にしてください。 参考までに「取り扱い説明書」を抜粋
■回路 何も考えずに結線するだけです。 回路図はセンサーを正面から見た時のピン配置になっています。 電解コンデンサはベースボードからの電源にノイズ成分がのっていたので取り付けたものです。 測定結果が安定しているよう(頻繁に0を返していない)なら取り付ける必要はありません。 ■プログラム 超音波センサーのSIGピンを5μs High にしてから Low にすると超音波を発信します。 センサーは自分の出した瞬間の超音波を拾わないように350μs待ってからSIGピンを距離に比例して High にします。この長さを測ることで対象物までの距離を計測します。 カウント部は待ち処理と計測処理の2つの WHILE文 で構成しています。 旧超音波距離センサーは、このアルゴリズムだとセンサーを塞いだ時に無限ループに陥ったのですが、 さすがは新型!大丈夫ですね。センサーを塞ぐと最大遠値を返してきます。 次回読み込みまでに200μs必要なのですが、連続して読み込んでいないので特に入れていません。 間髪入れずに読み込むような処理の場合はWAITを入れたほうがいいでしょう。 プログラムは単純にカウンタを返すだけです。距離の算出は省きました(汗)
■測定結果 縦置きと横置きの場合を測定しました。 組み合わせると3次元空間での測定値がイメージできるかと思います。 対象物なしの時の値は66でした。これは部屋の隅までの距離です。 最大遠(家外に向けて計測)の時の値は 113 でした。
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